2014年6月28日:ゆふいん文化記録映画祭
 昨夜から開かれている「ゆふいん文化記録映画祭」に纐纈あや監督の「ある精肉店のはなし」が上映されるというので、夕方から出かけました。

南由布駅からの由布岳、激しい雨も、夜のうちに上がり、久しぶりに晴れてきました。
 由布院駅前の上映会場の中央公民館へ行きました。会場の印、映写機が何とも懐かしい素敵な看板です。
ロビーの窓にも、映画祭のタイトルが貼られています。 
受付では、ツネちゃんが、大きな声で呼びかけてくれて、とてもうれしかったです。由布院の町の人々がたくさんあちこちに居て声をかけて下さる、パンフレットをもらって会場に入りました。 

パンフレットの表紙には動物がたくさん描かれています。今年は、動物から頂く命と私たち人間を考える記録映画上映が多く集められているようです。
開演5分前です、急いでください、と言われたのに、シートに座ってもう始まるかなと思ったら、大きな横断幕の貼り付けが始まりました。

スタッフの皆さん、お疲れ様です。 
映画「ある精肉店のはなし」は、とても素晴らしかったです。大阪貝塚の家族と、地域の暮らしが丁寧に映されていました。 
上映後、大きな横断幕が下りてきて、監督の纐纈あやさんのソークが始まりました。
食べる向こうにある命を頂くということ、そのことに7代にわたって関わってきた家族や、その町の暮らしを見据えたいと思ったと。

人は命を食べて生きている、人の分まで取らない、適量、と友の会で言っている意味を深められたと思いました。
映画の編集をされた鵜飼邦彦氏も加わって下さる、カメラマンは女性、それも一人で全編撮影された、その大切な映像をどこへはめ込むか、監督と相談しながら女性の視点も思いつつ編集していかれたお話しが興味深かった。

会場からの質問の時間も十分にとって下さってなお、思いを深めて頂けた。
続きは懇親会場でと閉会になる。私は、ゆふいんのお友達・美佐子さんに誘われて、懇親会に参加する。ここでは、ゆふいん音楽祭の時に一緒に働いた人たちが大活躍をしていてうれしかった、たくさんの方々が声をかけて下さり、共に汗を流した仲間はいつまでも本当に大切にしたいと思いました。
青年会の皆さんが、屋台をたくさん出していた、中谷氏も来られ、美佐子さんがあれこれ見繕って、机に料理を並べて下さる。地鶏焼き、アユの塩焼き、鶏飯、焼きそば、きゅうり、ゴーヤチャンプルー、と色々、どれもおいしくおしゃべりと共に楽しみました。
美佐子さんのお孫さんも、熱心に今夜の映画を見たと、一緒になって話が出来て、こうして思いが伝えられていく由布院の祭りもいいなと思いました。
 纐纈あやさんとも、第一作目映画「祝の島」上映とトークを熊本友の会でした時以来のご挨拶も出来ました。まだ次回作の具体的な予定は無いそうですが、きっとまた「大切にしたい日本人の暮らし」を丁寧に撮って下さると思います。