14日:母の一周忌の法要のために夫とふるさと龍野へ行きました。新幹線を姫路で降りて、ホームから北を見ると、、、、 | |
白鷺城が、名前の通り、真っ白の姿を見せていました。とってもびっくりしました。今までは、改修中のためにかやを被っていたのです。写真にマウスを当てて見て下さい。 母の介護のために、帰省した2011年8月12日に同じ場所から写した写真です。 |
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かやを被る以前の姫路城の姿です。まだ元気だった母と眺めた姫路城です。桜とお城を眺めて大満足の私たちでした。とても良い思い出です。 | |
姫路駅から姫新線に乗り換えます。発車を待っていたら、東京から来た甥が乗ってきてびっくり。一緒に本龍野駅からタクシーで法要の会場へ急ぎます。 揖保川を渡ると、ふるさとへ帰ってきたなと思います。川の中ではアユ釣りの人たちが一杯いました。 |
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揖保川の龍野橋の上にはアユ釣りを眺める人たちが一杯です。タクシーの運転手さんが、今日は大会をしているみたいですよ、と、話してくれました。 | |
今日の法要は龍野の如来寺で行います。 松龍山如来寺1533年開基と書かれています。 |
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今日は父の13回忌と母の一周忌を姉弟たちで、行います。 | |
法要も無事に済みました。 本堂の前に大きな石碑、郷土の詩人・三木露風のふで塚が建っています。昭和41年に出来ました。 |
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我が家の近くに三木露風の生家跡なるものがあります。1889年明治22年にこの地で生まれた三木露風は、1964年昭和36年に交通事故で亡くなられました。童謡「赤とんぼ」が有名です。この歌を聞くと最後は涙になります。ふるさとの歌だな~と思います。 | |
私たちの小学校へ三木露風さんが来られたのは私が小学生の時でした。姉が中学生で歓迎のご挨拶を述べ、私が歓迎の花束を差し上げたと思います。それで控室では私のちいさな手帳に、「赤とんぼ」の詩をあの特徴のある筆跡で書いて下さったことを覚えていますが、その手帳が今、どこにあるかまるで覚えていません。 ここには、昭和15年に来られて詠まれた歌が刻まれています。「松風の清きみ山にひびきけり心澄むらん月明らけく」 |
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丁度満開ですから見て下さい、ボダイジュの花をご存知ですか?と見せて下さったボダイジュは真っ盛りで良い香りがしていました。お釈迦様がボダイジュの下でさとりを開かれたというので、大事にしています、と話して下さった。 | |
こちらは「鼎の松」といいます、と、お寺さんが教えて下さった。「僕が名づけましたよ」とのこと、松葉が3本になっている珍しい松です。 | |
法要も無事に済み、別室に案内されました。ここで紅茶を頂きながらお寺さんと色々なお話が弾みました。そこで目についたのが、見事な襖絵です。 中国の有名な画家・王子江という方が来られて描かれた水墨画です。真っ白のふすまの前に立って、描かれたそうです。元気の溢れた素晴らしい絵でした。 画集もたくさん見せて頂きましたが、まだ若い方で精力的に活躍をされているようです。 |
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格天井の絵も極彩色で素晴らしかったです。 この辺りの野山や庭に咲いている草花が丁寧に描かれていました。 | |
息子夫婦は日帰りというので、龍野の家に行きました。改築した家は初めて見る息子たちです。 | |
一緒に泊まれるのを楽しみにしていましたが、仕事の都合で、夕方には家に帰りました。 | |
息子夫婦が帰ってしまって、私たちは寂しかったのですが、久しぶりに4人の姉弟が揃って、両親の写真と一緒に食事をしました。 | |
15日、 ここは、龍野市のしんぐう荘です。昔から何度か来たことがある国民宿舎です。ベッドを置いたお部屋も出来て快適になっています。 |
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揖保川のほとりで、緑も一杯のとても静かな良い所です。昨夜は、宿舎からバスを出してくれて、ホタル観賞に出かけました。たくさんのホタルが飛び交う様子をたくさんの人と一緒に楽しみました。 | |
宿舎の窓からは揖保川の流れが見えます。 | |
今から揃って龍野の家に帰ります。息子夫婦が昨晩帰ったので、寂しくなりましたが、記念写真を写しました。その後、北海道に住む弟夫婦が帰りました。 | |
そして、龍野の家に帰ります。途中、昨夜のホタル狩りに行ったところへ、来てみました。小高い山すそに、ホタルの棲息する小さな流れがありました。 | |
帰りは少し回り道をして、祖母の家があった所を通って帰りました。懐かしかったです。 | |
揖保川を渡って、龍野の家に帰ります。こんもりとした山は、龍野が小京都と呼ばれる時に嵐山に例えられる鶏籠山です。 | |
母が大好きだった茶の間です。祖母が描いた日本画を散らした屏風も懐かしいです。 | |
昼食は龍野橋の側の「アーツ&カフェ:ガレリア」にランチを食べに行きました。 | |
ここは昔の小さな銀行でした。その建物を生かして、ギャラリー兼カフェとなっています。入り口で靴を抜いて入る、面白いカフェです。 | |
ここの二階の窓から見る揖保川と鶏籠山は、最高に良い姿です。 | |
姉とあちこちのテーブルに座って、建物を楽しみました。アップライトピアノの側に当時使っていた金庫がおいてあったり、黒光りのする床、テーブル、レトロな雰囲気がとても落ち着きます。 | |
今日のランチはピリカラのドライカレーに野菜サラダ、豆乳のスープでした。ここのご主人は友の会の会員さんで、お話が弾みました。 ここから、姉夫婦は車で、私たちと、姉の息子はJRに乗って、其々、家に帰りました。 二日間でしたが、もっと数日居たような気がする、落ち着けた時間でした。 |