English 2007年4月7-9日:ふるさと花の旅 |
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4月7日 桜の美しい季節、母の待つふるさとへ一人旅です。 ソニックに乗って小倉まで行きます。途中、列車行き違いのために止まりました。私は対向車の窓に映った白いソニックに乗っています。 |
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車窓からは、緑の美しい麦畑と黄色い菜の花が飛び込んできます。 | |
小倉で新幹線に乗り換えました。 コーヒーを飲みながら、窓の外を見ています。いつも気になる福山城です。桜が美しく、途中下車したくなりました。 |
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姫路に着きました。乗り換えに時間があったので、ちょっと外へ出てみました。お花見などに出かける人で賑わっていました。 | |
駅前の大通りの先に、小さく姫路城が見えます。子どもの頃は「国宝・姫路城」と言ってましたが、今は「世界遺産・姫路城」ですね。 | |
今度はローカル線の姫新線に乗り換えました。竹やぶがあったり、桜、菜の花が咲いていたり、長閑です。 | |
私のふるさとの駅「本竜野」に着きました。やはり桜が満開で迎えてくれます。 | |
揖保川を渡り、龍野の母の待つ家へ行きます。国民宿舎の「赤とんぼ荘」が見えるとああ、帰ってきたな、といつも思います。 | |
元気な母に安心し、一緒にお茶を飲んだ後、また私は姫路に戻りました。今度は南口に降りました。 白鷺の飾りが並んでいる駅前広場です。 |
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今夜は姫路キャッスルホテルで、同期入社の会が開かれます。 | |
1961年入社組71名のうち、29人が集まりました。お亡くなりになった方も数名いらして、黙祷を捧げてから会が始まりました。私は退職後初めての参加、懐かしい方々に会えて、とても良い集まりでした。 | |
4月8日 青空の美しい日曜日になりました。母と一緒に龍野公園へお花見に行きました。家を出るともう桜が美しく咲いていて、大勢の人が歩いています。 |
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龍野公園の桜は丁度見ごろで本当に美しかった。 白いソメイヨシノと、紅い枝垂れ桜が見事です。 |
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桜の中の龍野神社の幟がなんだかとても良い雰囲気です。 | |
地元商店の皆さんが立てたぼんぼりの下では、お花見の宴を広げて楽しんでいる人々も多くいました。 | |
龍野神社から龍野城へゆっくり歩いて移動です。こちらも本当に見事な桜です。お城の白壁に良く映えています。 | |
塀際の溝に散った桜のはなびらが、流し友禅のようにきれいです。 | |
たくさんの人がお花見を楽しんでいますが、とても静かなのがいいですね。丁度お昼時、それぞれに持ってきたお弁当を広げています。 | |
母の足元を心配しながら歩いてきましたが、とても元気です。思いがけず、母とお花見が出来て本当に良かったです。 | |
家に帰り、母の心づくしの昼食を頂きました。ああ、おいしかった~ | |
4月9日 私は大分へ帰ります。それなら一緒に姫路に行こうと少し早く、家を出ました。 姫路の町並みのマンホールのふた、水辺に遊ぶ白鷺が描いてある。 |
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大きな大きなパンジーの花かご、余りにも大きく見事で見とれてしまいました。 | |
思い切って姫路城の桜を見に行くことにしました。こんなレトロな100円バスが走っていました。これに乗って、お城の近くまで行きます。 | |
お城の入り口の大手門を通り過ぎてバスを降りました。こちらは、殆ど人も居なくて、桜が独り占め!という感じ。静かにゆっくりお花とお城を見ることが出来ました。 | |
母の行きつけの御茶屋さん、ご当主と、話が弾みお抹茶の接待を受けました。「柳桜」というお菓子とお茶がとてもおいしかった。 姫路の姉妹都市のフェニックスの茶室のお話になる。こちらのご当主などのご尽力で建てられたそうで、落成式に盛大なお茶会をしたお話をお聞きする。 |
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私も友人を訪ねてフェニックに行き、お茶室に案内してもらったことをお話して、楽しい時間をすごしました。 かわいい「金平糖」などがお店に並んでいて目を引きました。 |
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子どもの頃から両親に連れられて何度も訪れた姫路城です。 今回は近くにまで行きませんでしたが、多くの人に愛される姫路城が世界遺産となったことはとてもうれしいことです。 |
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元気に一人暮らしをしている母と、龍野で姫路でお花見が出来たことはとてもうれしいことでした。また、昔、一緒に働いた旧友たちと、会えたことも、うれしいことでした。3日間の有意義なふるさと花の旅でした。 |