2012年11月18日:晩秋の「ゆふいん寄席」 
今夜は楽しみにしていた「ゆふいん寄席」です。とても良い天気なので午後早くから出かけました。別大国道を走り、大分市水族館「海卵」や「高崎山自然公園」のある傍を走って・・・・ 
別府市街に入りました。ここは、別府ビーコンプラザです。高い展望塔が青空に伸びています。 
市街地を抜けて、明礬温泉街に入りました。真っ白の湯けむりが立ち上っています。 
  
ここは、十文字原です。別府湾が見下ろせる絶景の場所です。
左は、APU大学のキャンパス、そして、市街地が望め、右端はお猿が住む高崎山です。
十文字原は、各局のテレビ送受信塔がたくさん建っています。 青空がとても美しいですが、風が強く、寒がりの私は早々に退散しました。  
 そして一路、由布院めがけて走りました。山の木々が紅葉してきれいです。
由布院は、観光客が帰る時間、道路がとても混んでいました。駐車場に車を置いて、のんびり歩いて散策です。
金鱗湖に山や建物が映って、とても素敵な眺めです。色々な言葉の人たちが、カメラや携帯で写真を写していました。 
 
今日は、お友達の窯元さんの展示販売会が亀の井別荘雪庵居で開かれているというので、見に行きました。唐津焼の素敵な器がたくさん並んでいました。お友達が茶室へと案内して下さって、お茶を頂きました。ここは、雪の博士の中谷宇吉郎氏の東京の住いを移築した素敵な建物です。
主の中谷氏も来られて久しぶりにゆっくりとお話が出来ました。そろそろ今年の紅葉もおしまいです。
今日は、広島カープの選手の皆さんが来られているので、歓迎の意味の「源流太鼓」の演奏がありますよ、ゆっくり見て下さい。
旅館の藁屋根の上に三日月が出ています。いよいよ太鼓の演奏が始まります。
こんなに近くで太鼓の演奏を聴けるのは本当に珍しい機会です。ドンドンと、胸に、お腹に響きます。
一番左の可愛い男の子もとても上手です、よく体力が続くと感心しました。まだ中学生とか、由布院のホープです、と、地元の方はうれしそうでした。
30分ほども太鼓の演奏が続きました。とてもさわやかな青年たちです。拍手に笑顔で、サーと片付けて行きました。
「ゆふいん寄席」の時間まで、ゆっくりして下さいと、ロビーで温かなお茶を頂きました。 
部屋の隅に飾られたたくさんの柚子が良い香りを放っています。面白い飾り方だなと思いました。
「ゆふいん寄席」の開かれるお座敷です。私たちは、後ろに並べられた椅子に座りました。今日の噺家さんは柳家権太楼さん、そして師匠と呼んでいらっしゃる三球さんとの対談も、落語もとても面白かったです。
今日はゆふいん寄席のために、お食事処湯の岳庵も遅くまであけて下さいました。この季節に食べてみたかった「シシ鍋」を楽しみました。今から40年前、大分に夫の転勤で来た時も、ここでシシ鍋を食べました。炬燵に入って、お鍋を食べたのを昨日のことのように覚えています。その時から大好きな由布院です。今日も、ゆっくりと、行く秋を楽しめてとてもうれしかったです、