2012年10月4日:農家民宿 |
||
農家民宿ひろせさんの朝です。私たちの泊めていただいたお部屋の玄関です。原則、一組しか受けないと言われるひろせさんではノンビリと休むことが出来ました。 | ||
おばあさんは、お野菜の出荷の準備をされています。袋につめて、形を整え水切りをして出荷準備です。わさび菜、バジルがありました。 | ||
次は生椎茸の出荷準備です。はかりで計って、袋に入れて、数を数えて、出荷です。一袋、おみやげにと頂きました。 | ||
「食事をどうぞ、」食事室へ行くと、お味噌汁の香りがとてもおいしそう、緑のお野菜や、目玉焼き、苦瓜の炒め物と、とってもおいしい朝食、二人で野菜の話などしながら、全てのお料理を頂きました。 | ||
ご主人が「さあ。出発しますよ、大丈夫ですか?」この民宿で人気のメニュー「軽トラックで登山」です。荷台に二人で座ります、動きますよ、、ガタン、ゴトンと、山道をドンドン登っていきます。 | ||
細い道、急坂もなんのその、 軽トラックがこんなに勢いがあるとは思いませんでした。 | ||
牧草の原に高い高い鉄塔が立っています、その上の空の美しいこと。空気も美しい、気持ちの良い朝の山です。 | ||
今日はちょっと霞がかかっていてとっても残念です。いつもだと、雲仙の普賢岳や、九十九島まで見えるのですよ、と、熊本から島原まであちこち教えてくださいます。 | ||
ひろせ氏と記念写真です。後ろには大津町、熊本空港も見下ろせます。 | ||
この辺りは、大昔、阿蘇山の噴火で溶岩が飛んできた所、牧草の中あちこちに、黒い岩があります。その中で、大昔に人間の手によって加工された岩がある、見に行きませんか?少し山道を歩いて見に行きました。ペテログラフです。 | ||
きっと、何らかの原始信仰のために使われた岩、深く彫られた溝は、 何かの方角を指しているのか、どういう意味があるのか、想像の世界ですが、楽しい想像です。 |
||
この牧草の中には、マツムシソウがたくさん咲いています。とても可憐な花です。 | ||
昔から肥後の赤牛、豊後の黒牛と聞いていましたのに、黒い牛が多くて不思議と言いましたら、帰り道では赤牛の放牧されている所へわざわざ連れて行ってくださいました。 この山では、牛は全て放牧で、牛舎は持たないのだそうです。 |
||
赤牛の持ち主のおじさんにも途中で会いました。やはり軽トラックであちこちの牛の見回りをされているようです。 | ||
こちらは肥後に居るクロウシです。可愛い子ども牛がたくさん居ました。牛は300キロ位で出荷されるとか。大きな成牛は種牛です。 | ||
道路をノッシノッシと牛が歩きます。その側を軽トラは駆け抜けていきます。 | ||
楽しい興味深い軽トラ山登りは終わりました。そして、民宿の皆さんとお別れをしました。お世話になりました。 すぐ側の俵山「萌えの里」農産物直販所へ寄りました。ひろせさんのお野菜コーナーがあり、今朝、出荷準備を見たわさび菜やバジル、生椎茸が並んでいました。 |
||
私たちもたくさんのお野菜やお豆腐を買いました。 萌えの里の外は、コスモス畑が広がっています、とても良い天気の中、大勢の人が散策していました。 |
||
いよいよ帰途につきました。ここは阿蘇駅です。新しい駅舎です。前に留まっているバスは、豪雨災害で不通になっている豊肥線の代替バスです。 | ||
駅の前には肥後の赤牛がしゃがみ込んでいました。 | ||
駅舎の側にある「阿蘇道の駅」でおいしそうなパンを見つけ、阿蘇の牛乳、ゆるキャラくまモンの水など購入、ランチとしました。 | ||
帰りはいわし雲を見ながら走りました。 ススキを見たくて阿蘇にやってきた私たち、一杯、秋を楽しむことが出来ました。 |
||
戻る |