2012年1月12日:長湯温泉「万象の湯」再訪
 
昨年の晩秋にノルウエーのクラウスさんと一緒に行った万象の湯、その時の気持ち良さが忘れられずにまたまたやってきました。入り口には門松が飾られていました。
夫の術後の体にも、私の肩こりにも良いかなと楽しみにやってきました。 ゆっくりと、温泉に浸かりました。
 
この長湯温泉には昔から、文人たちが多く訪れました。芹川の水音を聞きながら、温泉につかり、そして、歌を残しています。
今は、日韓短編映画祭も開かれ、海の向こうからもお客様が来られてます。
万象の湯のお庭には、映画監督のイ・ミョンセさん、俳優のイ・ミンギさんたちが記念に植樹された韓国の国花・むくげの木がありました。
ポッカポッカの温泉、ブクブクの泡の出る冷泉、交互に浸かると温泉効果が大だとか、ゆっくり体を温めた後は、お楽しみの薬膳バイキングです。 
テーブルの薬味入れがとっても可愛い。おたふくさんがお正月気分を盛り上げています。
二人で色々なご馳走をテーブルに並べました。どれも野菜そのものの香りが一杯のお料理です。サラダも煮物もお豆腐も、とってもおいしいです。
やっぱりエノハの唐揚げを食べないと、ここに来た値打ちがありません。シャリシャリと、一気に食べました。
小さな器にこわごわと持ってきたのはカレーです。物凄くホットなカレー。
口の中がヒリヒリすると言いながら、持ってきたカレーを完食した夫ですけど、私は見ているだけにしました。
  
気持ちの良い温泉に入り、おいしいごちそうも食べて、本当に良いお正月の温泉になりました。外へ出ると、ピリリとした空気も気持ち良いです。すぐ傍の芹川で遊ぶ鴨の群れです。たくさん水に浮かんでいました。
長湯は至る所にこのような湧水の飲泉場が作られています。   
飲泉場には、絶えず湧水が流れ出ています。ペットボトルを持ってくると良かったねと思いました。

少し散歩をしました。道端に、石仏様がたくさん並んでいました。ここにも、お正月の松が飾られています。祠に陽が当たり、とても暖かそうでした。
長湯温泉を一回りして帰る事にしました。公園の山肌には、こんなマークが植栽で出来ていました。
このユニークな建物は、「ラムネ温泉」です。ブクブク冷泉で有名です。体中が泡で包まれる、とても不思議な温泉です。
芹川に沿って、昔からの温泉旅館が並んでいます。宿の温泉から流れるお湯で、川岸は、お湯の華で茶色くなっています。
芹川の中にある「ガニ湯」です。川の底から湯が湧き出しています。ここに入ることも出来ますが、道路からも旅館からも見下ろせるガニ湯、入るのは相当に勇気が必要です。

帰途に眺めた久住連山、山頂は雪で白くなっていました。これからが一番寒い久住になります。また温かい温泉に来たいと思いました。