2010年6月16~30日:マンハッタンの風に吹かれて
25日です、

ここのオーナーさんがメンテに来られました。年も私たちに近いしとてもお話が楽しい方で、何時までも話して居たい感じ。
しかし、私たちが何時までも居たらオーナーさんの仕事は出来ないし、私たちも今日の予定に出かけました。
やっぱりNYに来たらエンパイヤステートビルの側に来たくてやってきました。
交差点の側に、行きたいと思っていた「H&M」のお店がありました。幸いなことにもうセールをしています。Tシャツとブラウスを買いました。
すぐ目の前がお目当てのメーシー百貨店でした。
ここの木製のエレベーターがいつも気になります。ガタガタと音をたてながら動く古風なエレベーターです。今回も健在でうれしかったです。
買い物を持ってレジに行ったら、旅行者はパスポートを見せると10%引きのカードを発行してくれるから行っておいで、と親切に教えてくれまました、カスタマーズサービスに行って証明書をもらってきてレジで支払い。とてもうれしいサービスです。
メーシー百貨店を出ると、道路の三角地を利用した広場ができていました。強い日差しも構わず、多くの人で賑わっています。私たちは、木陰に椅子を運び、座りました。
お花があちこちに飾られ、椅子にテーブル、パラソルがあり、旅行者も買い物客も寛いで良い時間を過ごします。一台の可愛いピアノが置いてありました。誰でも演奏して良いみたいで、かわいい女の子が、家族に囲まれて、バイエルを弾いていたのが微笑ましかったです。
少し歩いて、ロックフェラーセンターの広場までやってきました。冬になると、スケートリンクになる所が、今はパラソルのカフェになっています。記念に降りてみようかと思いましたが、とにかく暑い、この半地下のように沈み込んだ場所はきっと蒸し風呂だろうと思うと、行く元気がありませんでした。
黄金のプロメテウス像を背景に多くの人が記念写真を撮ります。私たちも、家族の写真を写してあげました。プロメテウス像に合わせたポーズで賑やかに写しました。反対に私たちも写してあげるから、と同じポーズをさせられました。
有名な大きなクリスマスツリーはこの像の上広場に建てられます。
あちこちで楽しい時間を過ごしていると、ランチが遅くなりました。今日はお寿司を食べてみようと計画していました。オーナーさんが現役商社マン時代によくお客さまを連れてきた良いお店があると教えて下さっていました。「寿司田」です。
ランチタイムギリギリで滑り込みセーフでした。もう板前さんも上がりかけていますので、カウンターは諦めて、お寿司のセットをオーダーしました。黒塗りの桶でなく、お皿に出てきて、少し違和感がありますが、食洗機を使うので、仕方ないでしょうね。
正直、日本でも余りお寿司やお刺身を食べない私たちには、おいしいのかどうか、よく判りませんが、食べきれない程のお寿司でした。隣の席は韓国人らしき二人連れ、反対側には、西洋人が二組。お店の7割以上が日本人以外のお客さまとのことで、お寿司は人気メニューのようです。
このメトロカードを使って、家に帰りました。このカードは本当によくお世話になりました。地下鉄、バス両方に使えるのが本当に便利です。これは1週間用27ドルで購入です。一回の乗車は2.5ドル、私たちは本当に活用しましたので、大助かりです。
夜は近くのレストラン通りと言われている所にやってきました。一区画が駐車場の広場になっていて、大繁盛。周りは大木に囲まれていて、ネムの花が満開、きれいでした。
私たちの夕食時間からすると、だいぶん遅く出てきたのですが、まだまだ明るい、これで夜の8時半ごろです。そして、まだ賑わっていません。ここはピアノバーでジャズ演奏を聴きながら食べられると思ってきましたら、まだ早過ぎて演奏もはじまっていませんでした。
「don't tell mama」という愉快な名前のお店です。
今夜のメニューと出ていたコースを食べたいですが、多いと思うので、二人で一人分をお願いしました。
前菜はガーリックパンの上にトマトやハムの乗ったブルスケッタです。
お肉も2人で半分ずつ、デザートのガナッシュも半分に切って出してくれました。甘くて、半分で良かったです。おいしく頂けました。
食事が終わる頃、演奏が始まり、賑わってきました。
帰りにグロッセリーで食料の調達、地元ビールを見つけたので買ってきました。「ブルックリンラガー」です。香りの良いビールでした。おつまみは、大好きな葡萄です。

とても疲れましたが、でも、楽しい一日でした。
前へ 続く