2月20日、

帯広に住む弟夫婦を訪ねて、私たちは北海道へ向けて出発します。大分空港は華やかなお雛様が飾られて、春が既にそこまで来ています。
しかし、まだまだ寒い北海道に行くというので、ダウンコートにブーツを履いて、完全武装の旅支度です。
飛行機は定刻10:35に大分空港を離陸して快調に飛んでいます。富士山が見えますとのアナウンスに窓へ寄ってみました。真っ白の雪を頂いて美しく輝いて見えました。
羽田空港で帯広行きに乗り継ぎです。時間が余りないので、簡単にランチです。
ベーグルのサンドイッチはサーモンにクリームチーズ、そして、ごぼうと鶏肉のサラダが入り、思った以上においしかったです。
羽田12:50分発の十勝帯広空港行きです。気が付くと、目の下には真っ白の雪が広がっていました。1時間25分で到着です。滑走路以外は真っ白です。
トランクの回転台には、ひぐまが居ました。子熊でしょうか?それでもちょっとびっくりしました。
到着出口には既に弟夫婦が迎えに来てくれていました。
ありがとう、お世話になります。暖められた車に乗り込んで、家に行くまでに早速、名所めぐりです。先ずは、真っ白の大地、そして、針葉樹の防風林が、珍しくて感動です。
1987年、広尾線の廃止後も、駅名から多くの人が訪れる「幸福駅」に行く。プラットホームにはオレンジ色のジーゼル車が2台置かれている。
すぐ近くには、愛国駅というのもあったそうで、二つを合わせて、歌にもなり多くの観光客が訪れるようになったのだそうだ。弟と一緒に政子さんに写真を写してもらう。
待合室の内外には利用者が残した名刺や使用済みの定期券などをがびっしりと貼られていました。私たちは大きなハガキ大の切符に、4人で寄せ書きをして母に送りました。
そこから少し車を走らせると、有名な「花畑牧場」がありました。
最近、とても有名になった牧場です。政子さんと記念写真です。
ログハウスの売店の屋根から大きなつららが下がっています。下に居る夫と比べてください。見ただけでオオ寒い!です。
建物のなかは暖かくて、名物の生キャラメルや、アイスクリームを売ってます。かわいいテーブルの用意もあって、買ったアイスなど、食べることが出来ます。
こちらが有名な生キャラメルの工房です。大分空港でも、売っていましたよ。
最近、出来た名物は、この生キャラメル入りのカスタードが入ったメロンパンだそうです。早速、サービスのコーヒーをもらって、食べました。甘くて、おいしかったです。
外へ出ると、ソロソロ牛は牛舎に帰る頃でした。
私たちも帰ります。途中で、弟の出身校・帯広畜産大学の構内を一巡りさせてもらいました。
雪のむこうに大学の建物がありました。
学内の白樺の並木道です。南国に住んでいると、こういう風景は憧れですね。しかし、現実は寒いですし、雪はきれいなばかりじゃないですし、雪かきとか、なかなか大変です。
学生に可愛がられているかわいい馬、ポニーでしょうか?道産子っていのでしょうか?
針葉樹の向こうに真っ赤な夕陽が沈みかけています。日が暮れるのは九州よりも1時間近く早いような気がします。ソロソロ観光もおしまいです。
アパートがたくさん建っています。屋上には煙突が並んでいて、イギリスのアパートみたいだと思いました。部屋のストーブの排気口でしょうか。しかし、最近の排気のシステムは変わって、煙突は無くなりつつあるみたいですけど。
弟たちのアパートへ着きました。道路は凍ってツルツルです。滑らないようにしなくては!
とっても暖かなお部屋です。三重ガラスの窓になっています。アルミの枠は、ペアガラスの窓、その内側にベージュのアルミサッシのガラス窓がまたはめ込まれています。これでしっかり外気をシャットアウトしています。
おしゃべりしながら、すぐに夕食の用意が整いました。テーブルに新聞紙を敷いて、焼肉の準備です。
いつも弟が実家に持って来てくれている十勝ワインを開けてくれました。本場で飲むのでおいしさもひとしおです。
乾杯のあと、焼肉が始まりました。お肉は専門家の弟が選んでくれたおいしいお肉です。十勝牛肉、ホエー豚肉。などなど、どれも溶けるように柔らかくて甘いお肉でした。
明日からの計画を話したり、近況を報告し合ったり、楽しい時間でした。
続く