2009年8月1日:第35回ゆふいん音楽祭第二日目
ゆふいん音楽祭会場の湯布院中央公民館です。音楽祭の若いスタッフたちの手づくり看板が立っています。
札幌からわざわざゆふいん音楽祭を聴きに来てくださったヴァイオリニストの大森潤子さんが、今朝はお帰りです。
皆さんでお見送りです。左から、美砂子さん、恵太さん、麻衣子さん、大森さん、麻生さんです。大森さん、今度は由布院で素敵な音色を聞かせてくださいね。
少しお花が傷んだので、久保田さんが、お花の入れ替えをして下さる。このお花は毎年、お客様に大好評です。
ホールに入ってみると、午後のステージのリハーサルが行われていました。モーツアルトのピアノ四重奏曲  変ホ長調 KV493です。
調理室では、昼食の準備が始まっていました。用意されたお野菜の生き生きと美しいこと。こちらは、バジルやルッコラ、きゅうり、レタスなどです。
真っ赤なトマトも本当においしそうです!何になるでしょうか?とっても楽しみなお食事です。
いよいよ「午後のモーツアルト」が始まりました。
先ず最初はセレナード ト長調 KV525 アイネ・クライネ・ナハトムジークです。
左から岸部百百雄さん、玉井菜採さん、大野かおるさん、河野文昭さんです。
続いて、ヴァイオリンとビオラのための二重奏曲 変ロ長調 KV424
玉井菜採さんのヴァイオリン、大野かおるさんのヴィオラです。
とても美しい音色でした。そして、ドレスもとても美しいです。お二人の色の調和も素敵でした。
続いて、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ KV379(373a)
ヴァイオリンは岸部百百雄さん、ピアノは野田清隆さんです。

若い野田さん、円熟の岸部さんのモーツアルトは本当に素晴らしかったです。

この後、休憩があり、コーヒーを飲みに来られた多くの方が、感動されていました。

休憩の後は、私がリハーサルでも聴くことが出来たピアノ四重奏曲でした。

モーツアルトに酔いしれる幸せな時間でした。
本当に優雅な時間が流れました。至福の時と言えるでしょう。
終了後、観客も、スタッフも一緒に大きな拍手と共に演奏家を迎えます。
夜のコンサートの準備までがホッとする時間です。コーヒーカウンターが、スタッフで賑わいます。
東京からのスタッフの長谷川さんに琢さん、そして、大阪からのスタッフの甲斐君です。
夕方、5時になると、食事の用意が出来ました。手すきの人から食べて下さい、と連絡が入ります。夜の部のお客様の来られる前に、少し早いですが、夕食を頂きます。

大きな鉢に盛られた、おいしいサラダです。黄色はコリンキーと言うサラダかぼちゃです。
お昼に見た真っ赤なトマトは、ペンネのソースになっていました。とってもおいしかったです。
ロビーで寛がれている、東京からのスタッフの蓑口さんと、実行委員長の加藤氏。
竹井先生を囲んで賑やかです。大分中世音楽研究会のCDです。1605年、長崎で日本人の手によって印刷された「サカラメンタ提要」の中に収められている19曲のグレゴリオ聖歌全曲が歌われています。順子さんと美智子さんが、サインを頂いて、大喜びです。

夜の「エルデーディ弦楽四重奏団演奏会」が始まりました。
ヴァイオリンの蒲生克郷さん、花崎淳生さん、ヴィオラの桐山建志さん、チェロの花崎薫さんです。
1989年東京藝術大学の出身者によって結成されました。「エルディーデ」という名前はハイドンの弦楽四重奏作品76の献呈者エルディーデ伯爵の名前に由来しているそうです。   
F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.76-5「ラールゴ」
L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.18-6
F.メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.80が優雅に演奏されました。
大きな拍手の中、演奏会が終わりました。
スタッフ一同、拍手で演奏者を迎えました。
今夜も、素敵な演奏会で幕を閉じました。
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