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2006年11月21日:ゆふいん音楽祭「感謝コンサート」
晩秋の夕暮れです。今から夫と由布院へ行きます。
『音楽祭を生み出したゆふいんという土地へ
音楽祭へ登場いただいた演奏家の方々へ
音楽祭へ協力、協賛していただいた方々へ
音楽祭を支えてきた仲間たちへ
感謝を込めて・・・』ゆふいん音楽祭「感謝コンサート」
小林道夫先生のピアノ演奏会を開きます。

ゆふいん音楽祭を支えている若手スタッフたちからこのような書き出しで始まるお手紙が届きました。
会場は今年最後の紅葉が美しい空想の森アルテジオ。
音楽をテーマとした美術工芸の展示館である空想の森アルテジオです。
この作品はマリオ・スキファーノの1988年シルクスクリーン「Musik」
美術館の倉庫から椅子を運び出します。
ゆふいん音楽祭の若手スタッフたちの手で、椅子が並びます。夫もお手伝い。
ピアノは白沢さんの手で調律が終わり、験し弾き。演者白沢さん、聞き手は私?静かな時間です。
小林先生が来られました。早速、ピアノに向われます。
少しピアノの角度を変えた方が良いとのこと、若い皆さんがさっと出てきて動かしました。
また静かにピアノに向われる小林先生です。本番が本当に楽しみです。
ピアノの上に音楽祭の横断幕が掲げられました。
ティータイムの準備が整いました。最初のお客様は小林先生と音楽祭実行委員長の加藤昌邦さん。
受付の準備も完了、若いスタッフのセンスで作られた素敵なプログラムが渡されます。
お客様が三々五々、集まってこられています。迎える若手スタッフは黒のスーツで決めています。
あちこちで楽しい語らいの輪が出来ています。
今日は若いスタッフが働いてくれて私たちは地元の皆さん、古くからの音楽祭スタッフの皆さんと本当にゆっくりとした時間を過ごせています。
いつも由布院で会うのが楽しみなお友達と久しぶりのおしゃべりで賑やかなこと。
いよいよ開演です。音楽祭代表の溝口薫平さん、実行委員長の加藤さんから挨拶。
音楽祭の総合アドバイザーの小林先生です。5年前より由布院にお住まいです。
モーツアルト生誕250年の今年はたくさんの研究がすすんだ年でもあるそうです。
先ずはモーツアルトのピアノ奏鳴曲第10番ハ長調 K330
シューベルト、休憩を挟んでショパンのマヅルカ、夜想曲、円舞曲と素晴らしい演奏が続きました。

アンコールはメンデルスゾーン、他、
素晴らしい演奏に涙が出てしまいました。隣の友人も目が潤んでいました。本当に素晴らしい演奏、素敵な時間をありがとうございました。

また、来年もゆふいん音楽祭を作り上げていきましょう。
ゆふいん音楽祭「感謝コンサート」
小林道夫 ピアノ演奏会
2006.11.21 空想の森 アルテジオ
音楽祭を生み出したゆふいんという土地へ
音楽祭へ登場いただいた演奏家の方々へ
音楽祭へ協力、協賛していただいた方々へ
音楽祭を支えてきた仲間たちへ
      感謝を込めて・・・
   第32回ゆふいん音楽祭の記録