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2005年11月9日:「九州・ラトビア・雪の会」
No.5世界遺産のリガ旧市街
雪の博士として有名な故・中谷宇吉郎氏の甥にあたる中谷健太郎氏からお誘いを受けて、ラトビアの首都リガの国立自然史博物館で開かれる「雪と氷との対話」展に行くことになりました。
世界遺産の街リガの旧市街の自由散策の終了は、自由の塔の近くのレストランでした。
今日の昼食はラトビア料理のお店です。
夫々自由に飲み物や料理を注文しました。お野菜が素朴でとても甘くておいしかったです。
今回の旅行が初対面という人達が多かったのですが、すぐにお話が弾む楽しい人達ばかりでした。
午後はガイドのイエバさんの案内で旧市街を回りました。ここは、旧市街の壁の遺跡です。
街の規模が大きくなって、壁が障害となるために、壊されて都市が大きくなっていったそうです。
街の至る所に教会があります。こちらはSt.Peter's Church エレベーターで塔を上り、上からリガの町並みを見ることが出来ます。
塔の上は冷たい風が吹いていました。しかし、下を見るとリガの町並みが広がり、見事な眺めです。ダウガワ川の対岸に私たちの泊まっているホテルが見えます。
Dome Cathedral が聳えています。赤い屋根に教会の尖塔、中世そのままの街並です。
あちこちでクレーンが動き、町並みの修復も行われています。
皆が上を向き、何かをカメラに納めたり、眺めたりしています。
屋根の上にネコが乗っています。Cat's House です。この家に住む商人が大きなギルトに入りたいのに、入れてもらえず、嫌がらせで猫のお尻をギルトの建物に向けて置きました。やがて、大きなギルトに入れてもらえたので商人は猫の向きを変えたという伝説があります。
旧市街のシンボルになっているとか。
Three Brothers と呼ばれる建物です。夫々に時代の違う建物が並んでいて、その違いを見比べることが出来ます。
夕方からは、オペラ座でバレーを見ることになりました。午後にチケットを捜してもらうと、2000円で良い席がありました。
ヨーロッパのオペラ座に一度、入ってみたいと思っていたので、とてもうれしかった。それほど、広くないホールですが、ぐるりを、ロイヤルボックスから天井桟敷まで取り巻いているのが美しい。
舞台の前にはオーケストラボックスがあり、その手前の1階席で見ることが出来ました。出し物は、ショスタコービッチの"The Bright Stream"でした。
ロイヤルボックスやラウンジを幕間に探検してまわりました。
オペラ座を出た後は、静かなお店でバレーの余韻を楽しみつつ、乾杯をしました。こうしてリガの一日が終わりました。
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