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2005年11月8日:「九州・ラトビア・雪の会」
No.3 ラトビアの首都リガに着きました。
雪の博士として有名な故・中谷宇吉郎氏の甥にあたる中谷健太郎氏からお誘いを受けて、ラトビアの首都リガの国立自然史博物館で開かれる「雪と氷との対話」展に行くことになりました。
いよいよ、今日からはJTBの方とも別れて、私たちだけで旅行をします。昨夜遅く、神戸・東京・福島・仙台からの参加者も来られて、総勢14名になりました。リガでもう1名、ロンドンからの参加者が加わります。
先ず、関空からフインエアに乗って、ヘルシンキまで10時間余の空の旅です。

早速、旅の無事を祈って、フインランドのビールで乾杯です。
飛行機の乗客は座席の3割程度、ゆったりとしています。すぐに昼食が出てきました。
昼食のメニューは鶏肉のラザーニア、野菜サラダにお蕎麦がついていました。
3時間ほど眠って目覚めた頃、仲間の一人が教えてくれました。「窓の外を見て!」

なんと、窓の下は一面の氷原でした。
そこに夕陽?が輝いてとても美しい幻想的な景色でした。
(飛行機は関空から北海道まで北上し、シベリア上空を抜けヘルシンキへ向かいます)
と思うまもなく夕食です。今度はまた違うフインランドビールをもらいました。
メニューはカレーライス。おいしい豆のバターライスとカレーの具合がとてもよくて、とってもうれしいカレーライスでした。
ヘルシンキに着きました。日本との時差が7時間。現地時間は14時過ぎです。

降りたばかりのフインエアです。サンタクロースの袋から荷物が出てきます。
1時間少しの待ち時間で、いよいよ目的地ラトビアの首都リガ行きの飛行機に乗り換えです。
大切に手運びの荷物にはお茶道具が入っています。
まだ16時前というのに、太陽は地平線に隠れようとしています。
プロペラ機に乗って、ラトビアの首都リガへ行きます。想像していたより寒くはなくて、冬のオーバーを抱えています。
座席が左右2列の細長い小さなプロペラ機です。乗るとすぐに軽食が出てきました。かわいい形のハムサンドです。パンもチーズもとってもおいしかった。
やっと目的地リガに到着です。ゲートを出るとリガでのガイドのイェバさんが迎えてくれました。大学院の日本学科の学生で早稲田で学んだことがあるそうです。
駆けて来られたのは、ラトビアの(臨時代理)大使田中氏でした。「こんなに大勢で来て下さってありがとう、ゆっくり楽しんでください」と歓迎して下さいました。
(ラトビア共和国は1991年にソ連より独立した若い国で人口は約232万人、国土は日本の1/6位の広さです。大統領は女性のビチェ=フレイベルガ大統領、2000年に日本大使館が設置されました、現在の在留邦人は14名です)
空港のバンクでドルをラトビアのお金に両替しました。単位はラットです。(1ユーロ=0.70ラッツ)
リガでのホテルはダウガワ川沿いの大きなホテルです。2年前にリニューアルしたそうです。
ロンドンからの参加者も加わり夜はホテルのレストランで全員が揃って明日からのことなど相談しながら楽しい時間を過ごしました。
ヴァイオリンとギターの演奏がとても楽しくて、リクエストなどもして時のたつのを忘れそうでした。
お料理は彩りも美しく、味も優しくておいしかったです。
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