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2005年10月22日:「九州・ラトビア・雪の会」
No.1:発足記念会
雪の博士として有名な故・中谷宇吉郎氏の甥にあたる中谷健太郎氏からお誘いを受けて、ラトビアの首都リガの国立自然史博物館で開かれる「雪と氷との対話」展に行くことになりました。
これを機に「九州・ラトビア・雪の会」が発足し、今日はその第一回目の顔合わせです。場所は由布院の「雪安居」(移築された中谷宇吉郎氏の旧居です)
今夜集まったのは、大分県、福岡県、佐賀県からの参加者です。旅行社から旅行の注意を聞いた後、ラトビアからの留学生のカリーナさんから気候、風土、名所などの話を聞きました。
場所を湯の岳庵に移し、会食です。まずは「九州・ラトビア・雪の会」発足を記念して乾杯、そして、カリーナさんからまた色々お話を聞きながら、食事です。
椎茸の香味焼き、合鴨のおなべ、しっかりしたお肉がとてもおいしい、そして最後に入れたうどんがまたおいしい。
これは宇吉郎氏の実家の裏山で採取した酵母菌をもとに作った純米吟醸酒「宇吉郎」です。透明な香り、さっぱりとした味の日本酒でした。
「雪と氷との対話」展オープニングセレモニーでは、日本唱歌「雪やこんこ」をラトビア語で歌おうと、カリーナさんから教わって大きな声で練習をしています。なかなか難しい・・・です。
今夜は「庄屋」に皆さん一緒に泊めて頂きました。
温泉のあと、囲炉裏で寛ぎました。由布院の秋は、もう火が恋しい寒さになっています。
明けて23日の朝の由布院です。ほのかな紅葉が美しい!
朝食を頂きに旅館のロビーに行きました。新鮮な秋の野菜が大ざるに盛られていました。昨夜食べた銀杏、椎茸などの味をまた思い出しました。
レストランも、素敵なお野菜のディスプレイです。
地産地消の産物の数々で用意された朝食は、とてもおいしかったです。ラトビアの旅に思いを馳せながら、おしゃべりもつきない朝食でした。
朝の8時です。温泉地の朝はまだ静かです。
これからは、一晩ごとに紅葉が深まっていくことでしょう。
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