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2005年8月23日:柴田啓介コンサート”Pochette surprise”
昨日から明け方にかけての大雨が上がりました。まだ雨雲の垂れている別府湾です。
今日は、新国立劇場バリトン歌手の柴田啓介さんのコンサートが別府湾沿いのレストランEchelle du Ange で行われます。私はピアノの高橋哲子さんのユジンとして受付案内を担当します。

「お料理と歌の福袋」という副題がついています。お客様を待つばかりの会場です。
三々五々、お客様も集まってこられました。ガラス越しの別府湾の景色を楽しまれています。
テーブルは「ブラームス」「モーツアルト」「ラベル」などと、音楽家の名前がつけられています。そろそろお食事の準備が始まりました。
お客様が揃われたので受付の私達も食事です、良く冷えたビシソワーズにイサキのポアロです。
おいしいお食事のあと、いよいよコンサートが始まりました。
お客様はゆったりと楽しまれています。
イタリア民謡、日本の民謡、歌曲、モーツアルトのオペラのアリアなど、次々と素晴らしい歌を聞かせてくださいます。

曲の説明や日ごろの活動の様子なども話されて楽しいコンサートです。
Echelle du Angeは、海岸の起伏を利用して建ててあるので受付を済ませると、この大きな階段を下りて会場に入ります。
今日の司会は、柴田さん、高橋さんの共通の郷里佐伯市の友人・永見さんです。ご自身も歌を歌われる方です。

アンコールに「あかとんぼ」を歌い演奏は終了です。大きな拍手の中、退場されるお2人です。
柴田啓介さんの歌が多数納められたCDを求められた方々に、サインをなさっています。

久しぶりに大分での演奏を披露してくださったこの機会にお手伝いが出来、素敵な時間を過ごせました。
前回のコンサートの様子もご覧下さい。
写真・文責:永野