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2003年7月25日:第29回ゆふいん音楽祭の記録その6
ゆふいん音楽祭:ゆふいん西洋音楽探訪

金鱗湖の朝です。既に観光客の皆さんがたくさん散策中です。
合鴨でしょうか?のんびりと遊んでいます。今日の演奏会は、湯布院の中心地から少し山の方へ行った所です。

どの位で行けるのか、歩いて出かけました。
途中で次々とスタッフの車とすれ違います。歩いている私はだんだん疲れてきて手提げが重くなってしまった。車の人に手提げだけ預けて私はまた歩きました。30分で会場に到着です。
この春に新しく建った由布院空想の森「アルテジオ」が会場です。

床に置いてあった美術展示も演奏会のために撤去されています。竹井さんが会場になるホール中心に立っておられます。
中世音楽研究会のメンバー、スタッフが集まってきました。
まだ準備まで時間があるので、私たちスタッフはお茶にしました。
俄かに時雨のような雨になりました。大きなガラス張りの喫茶室からの眺めは、何だか秋を思わせます。
モカラテ、カフェオーレ、抹茶ラテとお洒落な飲み物がそろいました。
さあ、元気が出てきました。

男性スタッフがステージの搬入を始めました。雨で濡れたので、女性スタッフが拭き上げます。
折りたたみの椅子もたくさん搬入しました。
会場が整い、一息です。音楽をテーマにした展示の前でパチリ。
ステージでは音出しが始まりました。
コーラスのリハーサルも始まりました。

本番です。竹井成美さんと大分中世音楽研究会による「ゆふいん西洋音楽探訪ールネサンス時代の最後を飾るラッソーの音楽を中心にしてー」の演奏です。
休憩時間は、会場後部に作った記念品売り場が賑わいます。
ゲストによる音楽は、リコーダーの山岡重治さんとビオラダガンバの平尾雅子さんです。
演奏が終わって、お弟子さんとカメラに納まる竹井成美さん、
素敵な演奏を聞かせて下さった山岡さんと平尾さんご夫妻です。
古楽器のビオラダガンバと平尾さんの衣装がなんとも素敵な雰囲気を醸していました。

2003年7月25日:第29回ゆふいん音楽祭:小林道夫チェンバロリサイタル
会場片付け、そして、入場券や販売の整理をして休む間もなく、今度は夜の演奏会の準備のために、東急ゴルフクラブに上がりました。
ゴルフ場の最後のお客様がお帰りになりました。私たちは早速、演奏会の準備を始めます。
演奏会場はゴルフクラブの2階です。大きな窓からは由布岳がくっきりと見えました。久し振りのクリアーな景色です。

今日、大分地方は梅雨が明けたそうですね。
小林道夫さんのチェンバロリサイタルはいつも丁寧な解説があり、お客様もとても楽しみにきて下さいます。今回も多くの方が、チェンバロの音色とお話を楽しまれました。
    第29回ゆふいん音楽祭の記録

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文責:永野