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2002年3月20日:春まだ浅き長湯温泉・「翡翠之庄」
今日は友の会の友達と長湯温泉に行きます。

途中、農産物のお店に立ち寄りました。新鮮なお野菜がたくさん並んでいます。
私は緑の濃いほうれん草とチンゲンサイを買いました。友達は炭酸饅頭をたくさんおみやげに買いました。
少し走って、またすぐに車が止まりました。「ふみちゃんの店」と赤いちょうちんが下がっています。ここはまんじゅうがおいしいそうです。ふかふかと湯気の上がる出来立ての「ふみちゃんのまんじゅう」です。もちろん私もおみやげに買いました。
少し霞がかかったような空ですが、久住の山々が見えます。
直入町のドイツ村にやってきました。

ここ直入町は温泉を通じてドイツと交流を深めています。
ここはドイツ風の家が並ぶドイツ村。公園も少しばかりドイツ風です。
今日の目的地、長湯温泉の「翡翠之庄」にやってきました。
まだこの辺りは春浅し、といった風情です。
美しい色タイルの埋め込んである通路を入ると、
土筆の群生がありました。
踏み石の先は大きな茅葺屋根の母屋があります。
ロビーのテーブルを借りて、羽仁もと子著作集から「空のとりをみよ」の読書しました。
自然一杯の中で話し合う時間は日頃の忙しさを忘れさせてくれます。
食事の部屋に案内を受けました。和室ですが、壁のステンドグラスが面白い。
床の間の掛け軸です。

ドイツ大使館の方の筆に寄る長湯温泉賛辞です。
食卓にはきれいな前菜が並んでいました。

左から紅白なます大根、洋風前菜、そして和風前菜です。素敵な器は全て竹田の呂人窯製です。
左はエノハの唐揚げ、頭の先から尻尾まですべてシャリシャリとおいしく頂けます。右は豊後牛のステーキとエノハのお茶漬け・お漬物です。とろけるようにおいしい豊後牛でした。
唐揚げの前には豊後牛のさしみと揚げ出し長湯豆腐がありましたが、おいしくて写真に撮るのを忘れて食べてしまいました。
おいしいお料理と楽しいおしゃべりの2時間を終え、廊下に出ると、エノハの泳ぐ水槽がありました。
この仲間を私たちが食べてしまったんですね。ごめんなさい。
小休止の後は、いよいよ温泉です。炭酸を多く含む長湯温泉のお湯はとても柔らかく、気持ちが良い。
目の下には長湯湖が望めます。
母屋にかえってきました。囲炉裏に大きな薪がくべられ炎が上がります。

1年中絶えることのない、この火と煙によっていぶされこの大きな茅葺の母屋が守られています。
今日は友の会の友達と、直入町の美しい自然の中でお料理と温泉とお話を堪能した楽しい一日でした。