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2001年アメリカ・ドイツ旅行の記録


2001年10月1日:シカゴに別れてワシントンD.Cにやってきました.

今朝は早く起きていろいろお世話になったDonさんたちと別れてワシントンに行く日です.7時前にタクシーが迎えにきてくれました.昨日,皆で作ったわら人形が素敵な目をつけてもらっていました.ハロウインのかぼちゃと,アメリカ同時多発テロを悼む星条旗と共に家の前に飾られています.


通勤ラッシュでしょうか,タクシーはなかなかすすみません,45分ほどかかってやっとオヘヤ空港に着きました.いつもならタクシーを降りた所でチェックインと荷物預けが出来る国内線ですが,今回はとてもセキュリティが厳重です.広いオヘヤのAAカウンターの前を延々200m位の人の列が続きます.そして全てが終わった時は50分ほどたっていました.とても警戒が厳重だなと思いました.ターミナルにも大きな星条旗が掲げられています.


飛行機が飛び立った時にはホットするというより,いよいよ緊張が増しました.窓の外にはシカゴダウンタウンの高層ビル群が見えました.思わずニューヨークの場合を思ってしまい,後ろに見えなくなった時はホットしました.


本来ならワシントンのナショナル空港に着く筈がテロのために閉鎖されて今はダラス空港に着きました.タイヤが出て着地をした時は思わず心の中で手を叩きました.飛行機を降りたらそこは移動車の中でした,ダラス空港のターミナルにその車がドッキングして私たちはビルの中へ出ます.初めて体験するシステムでした.


荷物のターンテーブルの所へ行くと,塚本氏が待って下さっていました.おいそがしい中,本当にありがとうございます.半年振りの再会です.


トランクも無事に受け取ってタクシーに乗りワシントンDCにある塚本氏のアパートに行きます.随分走ってやっとポトマック河畔にやってきました.後ろに見える白いビルはケネディセンターです.


有名なウォーターゲートビルの前にきました.そこでタクシーを降ります.


9階のお部屋の窓からはジョージワシントン大学街が見えるとても静かな所です.


早速,塚本さんと夫はパソコンの設定です,私は今日からお世話になるこのアパートの台所でお料理です.オーブンから食器洗い器,ディスポーザーと何でも揃った素敵な台所です.


買い出しがまだなので取り敢えず台所に置いてあった材料を使って,さあ今日のランチはおそうめんが出来上がりました.


遅いランチの後は,このアパートと近くの探検です,まずは屋上へ.ワシントン360度の展望が楽しめます.左の写真では後方にケネディセンター,右の写真では塚本さんの後ろにはワシントンモニュメントが光っています.


屋上の次は地下室です,コイン式の洗濯機,乾燥機がズラリと並んでいます.またお世話になりますね.クォーターをたくさん貯めないといけません.


次は買い出しです.目の前のウォーターゲートのショッピングストアーへ行って野菜や果物,お豆腐,キャットフイッシュなど買い物をしました.


今夜はおいしいシーフードのお店に連れて行って頂きました.「The Oceanaire」というオイスターバーもある素敵なお店です.お勧め上手のウェイターがワインを注いでくれました.


私は虹鱒,夫はシーバス,塚本氏はブルーフイッシュ,夫々の味に特徴がありとてもおいしく頂きました.ここで塚本氏からテロに対するアメリカ人の考え方,日本人の思い方との違いなどを聞きました.これはアメリカだけの問題ではない,国連が一致してテロに対して強い態度で望むことを決議している,その思いの現われが,至る所に掲げられた星条旗であり,胸につけたリボンかと思いました.やはりご自分が毎日,仕事をされている,ニューヨーク,ワシントンに対して行われたテロ.何ともいえない気持ちになると言われることは,テレビでしか知らなかった私たちの思い以上のものがあると思いました. この時期にアメリカ,ワシントンへやってきた私たちとしては,色々そいう人たちの思いを見て感じたいと思います.

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