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2001年11月15日:HyperNetwork2001 Beppu Bay Conference
「ブロードバンドコミュニティ」第一日目
いつも、私に、未来への夢と希望と元気を持ってきてくれる別府湾会議、今回は1990年3月の第一回から10年以上が過ぎた記念の会です。私は、第二回目から出席しています。

我が家も最初は電話回線でパソコン通信をしていましたが、今では、ケーブル常時接続でインターネットを楽しんでいます。しかし、世の中はブロードバンドへと進んでいる。今日はどんなお話が飛び出すか、いつも刺激一杯の別府湾会議です。

会津さんの司会で始まりました。
全国各地からの参加者で会場は一杯です。

また、第33回ハイパーフォーラムも兼ねているので、大分地域の方々もたくさん出席しています。
まず大分県からの歓迎の挨拶、外遊中の平松知事に代わって、帯刀副知事の挨拶です。
セッション1、「グローバル・ブロードバンド、世界の動き」
ストックホルム市営ファイバー会社の5年間について話されるストカップ社のアンダース・コムステッド氏。ストックホルム市に限ると、70%の人がインターネットをしているという。

「光フィバーコミュニテイネットワーク作り支援活動」をカナダで展開しているIMS社のフランソワ・メナード氏の報告、カナダでは1k引くのに8000ドル、日本では30000ドルかかる、何故だろう、といわれたのが印象的でした。
セッション2、「韓国と日本を結べ、九州ギガビットコミュニティ!」韓国のジャーナリスト、チョウ・チャンウンさんと無線革命(株)キム・ソンウクさんに(株)コアラ尾野氏が聞く、という形式で韓国のブロードバンド全盛の様子を聞きました。

写真は前列左からキム氏、森氏、尾野氏、チョウ氏。
セッション3、杉井さんの司会で「コミュニティ・ブロードバンド・日本の動き」ということで、各地の事例報告がありました。

大分は、ブンゴチャンネル森さんが、活動を話しました。来年のワールドカップサッカー大会を市民の思い出になる大会にしたい、そのために何が出来るか、と夏のイベントの大パネルでアピールしました。
大きなパネルが掲げられるのをデジカメを持って待ち構える(株)コアラの小野さん。パネルを持つのはブンゴチャンネルの井上さんと私です
山田村から倉田さん、大阪府の浅野さん、岡山市の友實さん、神戸市の松崎さん、有線ブロードネットワークスの藤本さんの報告がありました。
慶応義塾大学大学院教授の国領二郎さんが今までを聞いてブロードバンドのコンテンツ側からもインフラ側からも収益モデルが出てこなかったのはどうしてか?と問題提起をして下さった。

一度、別府湾会議に出席したかったのが叶ったと言われたのがとてもうれしかったです。
会場からも次々と質問が飛び出しますが、時間がなくてゆっくり討議が出来ないのが残念です。
大分大学の宇津宮先生の「豊の国ハイパーネットワーク整備」に関する報告のあと、ハイパーネットワーク社会研究所の公文俊平所長のまとめと提言がありました。
きっと、今夜、明日と熱心な話し合いが交わされることでしょう。

私の隣席の延岡市役所堀田さんのデジタルビデオカメラの中の公文先生です。
今日の会議は終わり、全員での記念撮影がありました。「皆さん、集まってください」と召集がかかっています。
ゲストの皆さんも、全国からの参加者も、ハイパーフォーラム参加者もみんなで記念写真です。

左から浅野さん、別府湾会議お馴染みの河口洋一郎さん(東京大学大学院教授)、一人おいて国領二郎さんです。
10数年前、パソコン通信コアラ全盛の頃、「さすらいのネットワーカー」ということで海外からアクセスをしていた中野さんが声をかけて下さって、とても懐かしくうれしかったです。

残念ながらここで私は退席をしました。今夜、明日の話し合いがどう進展するか、報告がとても楽しみです。

また、今日は「ボージョレー・ヌーボー解禁日」ということで、我が家も、、、、
お友達の宮瀬さんのお世話で我が家にもボージョレー・ヌーボーがやってきました。

早速、夫と二人で乾杯!です。
BBCテレビを見ていたら、丁度、ポルトガルのポルトワインの話を放送していました。

やっぱり今日は、世界中、ワインの話題があるんでしょうか?

別府湾会議、ボージョレーヌーボーと、何だか興奮する一日でした。
               文責:永野Mie

(株)コアラの小野さんのレポート

(株)コアラの木ノ下さんのレポート