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2001年4月28日:韓国から来られた安さんと一緒の一日
今日から日本は5月6日までの大型連休に突入です。夫はシニアネットの山登り仲間と一緒に登山に朝早く出かけました。
私は、お友達の宮瀬さんの家に来ておられる、韓国の安さんの歓迎ドライブにご一緒することになりました。

宮瀬さん運転の車で、阿蘇を目指します。大分の我が家から20分程走るとそこはまだ春浅い景色が広がっています。菜の花が満開の長湯です。
まず最初は、私の友人のログハウス訪問です。ようやく新芽を吹き出した木々に囲まれたログハウスに安さんも宮瀬さんも感動して下さっていました。部屋の中を見学させて頂いて、ゲストブックにサインをしました。
左の写真は、今日のドライブメンバー左から安さん、宮瀬さん、Mie 右の写真は室内で山田さんと一緒に。
広大な庭の真中に大きなウサギのお庭が囲ってあります。最初2羽だったウサギが今は昨日生まれた赤ちゃんを含めて52羽になっているそうで、まるで動物園!と、びっくりしました。
山田さんのログハウスを辞して、やまなみハイウエィを走り、阿蘇の大観望にやってきました。

目の下に阿蘇の田んぼと町がひろがっていますが、風が強く寒くて長く立って居られません。

早々に車に逃げ込み、いよいよ阿蘇の火口を目指します。ロープウエィが動いています。
灰色の山の稜線に見えるのは、火口の避難壕です。
阿蘇山の火口を覗きました。お湯が沸き白い蒸気がもうもうと立ち上がり、ガスが匂っています。ここも風が強く寒くて寒くてまるで冬のようです。私も久しぶりに訪れた阿蘇山です。
パラパラと雨まで降り出しましたが、カサもさせない強風で、観光客も早々に引き上げています。
阿蘇でとれた天然硫黄、アトピーや皮膚病に効く温泉の素ですよ、と宣伝しています。ハングル文字でも書いてあり、安さんもフムフムと読んでました。

まわりではハングルでの話し声もしていて、韓国からの観光客も多いようです。
たちまちガスの立ち込める阿蘇山上です。避難用の頑丈な壕の前で安さんも寒そうです。
阿蘇山上には7つの噴火口があります。そのうちの一つ。真っ白なガスが強風でサーと消えると不気味な世界が広がっていました。
恐竜が出てきてもおかしくない、そんな太古の世界を思わせる風景です。
火口見学を終え、私達も早々に下界へと降りてきました。草千里のレストハウスで昼食を食べ、生き返りました。

草千里はまだ冬枯れの景色でした。
おみやげ売り場を探検です。安さんは球磨焼酎の試飲をして「これはおいしい!」と韓国のお父様へのおみやげに一本買いました。
阿蘇山を後に帰途につきます。途中「米塚」がきれいに見えました。
久住町まで帰ってきました。ここで休憩です。

宮瀬さんのお友達の佐藤久司さんKarinさんご夫妻の喫茶店「ゲーテ」です。
ドイツ人の奥様の作られるケーキがとってもおいしいと評判のお店です。3人で夫々別のケーキを食べました。甘味控えてそれでいてコクのあるおいしいケーキ。

左からフルーツのケーキ、小豆ムースのケーキ、ナッツケーキです。
店には焙煎器が置いてあり、おいしいコーヒーを飲むことが出来ます。
トールペイントや、キルトの先生もしている奥さんです。かわいいお節句飾りがおいてありました。
また、店の隅にはパソコンが置いてあり、マスターの佐藤さんが「ちょっと教えてくれますか?」というと、宮瀬さん、安さんが覗き込みます。

二人ともパソコンの達人、強力な助っ人です。早くインターネットが出来るようになりドイツに居る息子さんとメール交換がしたいそうです。
韓国で「CIGA Communications」という会社のCEOをなさっている安さんは、私達とは10数年前からのお友達です。私達が韓国へ行く度にお世話になっている方です。今回はお仕事での九州入りでしたが、私達との楽しい時間もたくさんとって下さいました。
続く