2000年9月25日:絨毯展示会に招かれて、by Mie |
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大分市の太陽家具(株)の竹尾さんから、絨毯展示会への招待状が届きました。私は、喜んで出席致しました。受け付けで迎えて下さった竹尾さんです。 | |
いつもは、色々な家具の並んでいる場所に美しい絨毯がたくさん並んでいます。 | |
まず、飲茶を頂きながら、絨毯にまつわる、お話をいろいろ聞きました。今日は、中国と、イラン、そしてトルコの絨毯が、展示してあるそうです。 いずれも、乾燥地帯の産物、一度、モンゴルに行って見たいと竹尾さんの夢だそうです。 |
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日本でデザインした型を送って中国で製作をしているウールの絨毯です。シンプルなデザイン、そして自然の色がとてもモダンです。 | 藍染めのウールの絨毯です。ウールに藍はなかなか染まりにくいそうで、画期的な作品に仕上がっているようです。 |
まだら羊の羊毛自体の色をより分けて、そして織り上げます。作業は全て気の遠くなるような手作業とか。 |
そして出来上がった絨毯です。自然のままの羊毛の色合いが地味だけれど、大変美しい仕上がりです。とってもあったかな感じがします。 |
こちらは、シルクの絨毯です。手触り、光沢が何ともいえません。 | |
これは、ペルシャ絨毯です。赤がとても美しいのが特徴のカシャーンの絨毯です。 絨毯は村々で織り方や色使いに特徴があり、産地の名前で区別されているそうです。 |
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少し渋い色合いで唐草文様がたくさん使われているペルシャのタブリーズの絨毯。 | |
同じペルシャ絨毯でも、こちらのコーナーに展示してあるのは、遊牧民の絨毯。 とても素朴でかえってモダンです。 |
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最後は、トルコの絨毯です。 トルコ王室が守り育てた絨毯だそうです。とても繊細です。光の状態で色々な色に変化をするのは、織り方がとても緻密だからだそうです。 絨毯は、実用品であると同時に芸術品でもあり、それには織り手の魂が篭っている素晴らしい民族の宝だと思いました。 今日は本当に素晴らしい展示会に招かれてうれしかったです。 |
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参考:昨年もじゅうたんを見に行きました。その時の記録 |