2016年4月5-7日:中村扶実シャンソンコンサート開催
今日は待ちに待った「中村扶実シャンソンコンサート」の当日です。会場は大分市迫のカフェりあんです。

私は友の会の新年度発足の委員会を午前だけ出席、大急ぎで駆けつけました。途中、大野川の橋を渡る時に見た桜の公園、見事に満開です。
この建物がカフェりあんです。ニュージーランドハウスと言われています。こちらのお庭にも、桜の大木があって、満開、タイトル画像に使いました。
既に、受付も整い中村扶実さんのCDが飾られていました。
急いで来たので、ウエルカムティーがとてもうれしかったです。今日の桜満開に合わせた美しいチケットです。配布物は今日のプログラム、扶実さんの今後のコンサートお知らせ、そして、アンケートです。
今回のコンサートの主催はパディントンティールーム野浦久美子さんです。お正月からこちら、開催に向けて、大車輪で動かれてきた久美子さんです。私はほんの少しご出来るお手伝いをさせていただきました。

お客様には、大分合同新聞社の長野社長と秘書さんなど、大分県内は勿論、東京、奈良、大阪、広島、福岡など各地から来られています。
いよいよ始まりました。久美子さんからシャンソン歌手中村扶実さんのご紹介、そして、今回大分で大阪在住のシャンソン歌手をお呼びすることになったいきさつの紹介です。
赤いベレーの男性がそのきっかけとなった丸山昭さんです。約20年前 仕事の関係で大分に数年住んでおられたというご縁があります。

丸山さんが昨年の秋、fb上で見かけた方が中村扶実さん。そのことを告げたら53年前のセピア色の写真が送られてきた。そこには、11歳の丸山少年と3才の可愛い女の子が写っていた。見覚えがある、遠い親戚の子だった。今はシャンソン歌手になっている、驚きの再会は東京での演奏会場。縁あって由布院のお宿で丸山さんから久美子さんが聞かせてもらった扶実さんのCDの素晴らしさに感動したことが今回のコンサートとなりました。 
いよいよコンサートが始まりました。第一部はバルバラのシャンソンです。真っ黒のドレスに白黒のスカーフが雰囲気を出しています。曲は我が麗しき恋の物語、ウィーンにて、死にゆくとき、ゲッティンゲン、リヨン駅、愛していると言えなくて、黒い鷲、ミモザの島、
一つ一つ、ストーリーのある、素敵な曲でした。
  
『高校時代、NHKのフランス語講座で初め出会ったバルバラの曲、その衝撃から数十年、彼女の音楽のとりことなり、今ではバルバラを歌うことが私の人生の柱となっています』・・・・・チラシより 
『リラやバラ、そしてミモザなど美しい花々や自然、季節の移り変わりに人の悲しみや苦しみ、心を映し出して歌われるその詩とメロディ、退廃的ね美しいフランス的な曲の数々を千葉美月さんの訳詩でおおくります。』・・・・・チラシより
バルバラを歌う第一部が終わりました。皆さん扶実さんのバルバラに酔いしれたと言った感じです。本当に素晴らしいです。ピアノは井上さとみさんです。
バルバラの魅力が溢れかえる会場でした。少し外の空気に会いたいと、庭に出てみました。大きな木が緑の葉を広げています。その下は大野川、そして対岸は大分のサッカー場や、みどりが広がっている雄大な眺めです。
ここでアフタヌーンティータイムです。控室でスタンバイしているお茶の友・スコーンとフルーツケーキ、そして、苺の一皿です。
紅茶の王様・ジェームステーラーの名前の紅茶と共にケーキのお皿がサーブされて、和やかな時間になりました。可愛いレディも笑顔でカメラに応えてくれます。 
 東京や大阪からのお客様、そして、地元大分の顔なじみのお客様、皆さん、お隣の方々と会話を楽しみながら良い時間を過ごされています。
いつも中村扶実さんのコンサートの会場へ足を運ばれる方々も、東京や奈良、神戸などから来ておられます。
久美子さんは紅茶の仕込みに忙しくしています。窓から満開の桜が見える素敵なりあんの厨房です。
お客様同志も名刺交換をなさったり、良い時間を過ごされています。私も大分合同新聞に月に一度、大分友の会で記事を書かせて頂いていることを長野社長にお礼方々ご挨拶をすることが出来て良い時間となりました。
長野社長ははまだまだ聞いていたいと言われたそうですが、お仕事の予定があるとか、残念そうに、迎えの車に乗ってお帰りになりました。「カフェりあん」の前はCANONの大きな工場が広がっています。門の前の緑地は桜が満開で本当に美しかったです。
こちらのテーブルには、広島から来て下さったお友達の青木さん、地元の方、そして、大分銀行の方々がおいしいですね、とお話をしながらティータイムを過ごされています。 
第二部の始まりの前には久美子さんのステージもありました。お友だちの是非にとの要望が多くて、歌うことになりました。
中村扶実さんの第2部、美しい衣装に着替えて、ヘアスタイルも変えて、登場です。
第2部は映画音楽やスタンダードジャズで構成されています。
いつの時代も心揺さぶられる映画音楽の数々、シンドラーのリスト、ボディガードのテーマ、ニューシネマパラダイスの愛のテーマ、Time to say goodbye
テーブルの間を周りながら、語りかけるように歌って下さるのがとてもうれしいコンサートです。
窓からは満開の桜が時々、ハラリ、ハラリと花びらを散らします。
『桜の季節、バルバラの心が通じる素敵なコンサートになりますように・・・・との言葉通りの季節に実現した中村扶実さんのシャンソンコンサートでした。
1991年第8回シャンソンコンクール全国大会に入賞したのを機に学生時代から続けているアメリカンポップス、ジャズに加えシャンソンの世界にも新境地を開かれた中村扶実さんの歌の世界は広い音域を縦横に歌い私たちの心を魅了します。
私の大好きな「シェルブールの雨傘」など数々の歌を歌って下さった第2部も終わりの時間になりました。久美子さんが扶実さんに薔薇の花束を差し上げ、扶実さんからは大阪で用意して下さった美しい花束が久美子さんにプレゼントされました。
見事なピアノを奏でて下さった井上さとみさん、PA
の鈴木淳さんにも、久美子さんから薔薇の花がプレゼントされました。
久美子さんが頂いたとても美しい花束、香りもよくて、会場の皆さんと共有したいとテーブルを廻して頂きました。
カフェりあんでのシャンソンコンサートが盛会のうちに終わりました。受付で中村扶実さんのCDやDVDを買われた方はサインをしてもらっています。
植木さんは交響合唱曲「澪」のDVDを購入、サインをして頂きました。続いて、のぶちゃんが、CDにサインをしてもらっています。
帰られるお友達を見送ります。福岡からかけつけてたくさん手伝って下さった悦ちゃんと、美しい和服姿のかおるさんです。大分駅までかおるさんの車で一緒に帰るとか、気をつけて!
会場は、その後、シャンソンレッスンの時間になっています。着替えられた扶実さんの指導のもと、佳子さんがレッスンを受けています。ちょっとしたアドバイスでガラリと歌の雰囲気が変わると、喜ぶ佳子さん。受付をしてお客様を笑顔で迎えてくれた佳子さんでした。
続く