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「インターネットと学び」     自己紹介       永野美惠子

 私は、大分市に住んでいます専業主婦の永野です。私と大分の縁は今から30年前の夫の転勤で出来ました。2年前に夫が定年を迎え、そのまま大分に住んでいます。その理由はたくさんの友達が大分に居るから、インターネットの環境が良いから、ということになるかもしれません。

二度目の転勤で大分に来た今から10年前に友人からパソコン通信を紹介され夫婦で参加しました。その時に、年令も職業も性別も違う様々な友達がたくさん出来ました。

初めてキーボードに触れた私もパソコンに詳しいたくさんの友達に助けられ、機械にも慣れることが出来ました。いろいろな人と知り合えて毎日がとても楽しく、機会を見つけては二人で集まりに出かけ、ますます友達を増やすことが出来ました。

 やがて、インターネットが私達一般人にも開放され、5年前に我が家もホームページを作りました。HPは私が作り、夫が英訳をするという2人の共同作業は今も続いています。

 我が家のHPを見て、日本は勿論、世界からたくさんのメールが来るようになり、やがて、メールの相手が我が家に来たり、私達もアメリカや韓国や、オーストラリアの友人を尋ねて旅行をしたり楽しい日々を過しています。今も、昨年我が家にホームステイをした学生さんの家から招かれていて来月には香港に行きますので、その打ち合わせを電子メールを使ってしている所です。

 また先日は、芸短大の原先生の遠隔授業に参加させて頂きました。若い学生さんと一緒にパソコンルームで授業を受けましたが、これは、私達シニアのこれからの生活にとても素晴らしい夢を与えてくれるのではないかという期待を抱きました。

インターネットは本当に便利で楽しい生活のツールだと思います。そしてもっともっとたくさんの方が使えるようになるといいなと思っています。


社会や家庭における新たな学び              永野美惠子

 インターネットはもう私たち夫婦の生活の一部になっています。朝起きると、まず夫も私もパソコンの電源を入れます。どこからメールが来ているかな?とチェックをしてから朝食の準備です。

買い物から帰って来ると、家計簿をつけるためにパソコンに向かいます。

東京にいる息子夫婦ともメールのやり取りをしています。友達にはメールを出して近況報告をしあいます。高齢の私の母が兵庫県で一人で暮していますが、メールが使えるとどんなにいいかな、とこの頃はしきりに思います。もっともっとパソコンが使いやすくなるといいですね。

 

 私達夫婦がインターネットを毎日楽しく使っていられるのは、多くの人に助けられているからです。この便利で楽しいインターネットをもっともっとたくさんの人に使って頂きたいと私達に出来ることでお返しをしていきたいと思っています。

夫は「シニアネット大分」というグループに入っています。取り敢えずは電子メールが使えるようになろうとお互いに教えあって勉強しています。新しく会員になられた方々が少しずつパソコンに慣れて、メールが出せるようになられるのがとてもうれしいと話しています。

また、私は結婚以来、全国友の会に入っています、これは家庭をよくしたいと願っている主婦のグループですが、今はその団体の大分支部のHPをボランテイアで作っています。団体の中の連絡や、記録にはとても便利なHPです。またこの団体では日本で一番歴史の古い家計簿を使っていますが、この10月に、その家計簿のパソコンソフトが出来ました。まだ使い勝手がなかなかという所があり、使い方を編集者と電子メールでやりとりしています。またこれが家計簿のHPの質問欄に書き込まれて新たに見る方の参考になっていきます。

このように、インターネットの世界というのは、少し先に知っている人が先生役になっていくという方法で広まってきたのではないかと思います。豊の国ハイパーネットワークでも同じではないでしょうか。

 図書館や公民館の中にインターネットに繋がったパソコンがたくさん設置され、そこへ行くと、使い方を学ぶことが出来たり、遠隔授業を受けたり、また自分達からも情報を発信できるというようになればどんなに良いでしょう。そして多くの人がその便利さ楽しさを享受して、これからの長い人生を心豊かに過していけるよう、是非、そんな場所がたくさん出来ることを願っています。