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11月2日、バングラデッシュからのお客さまと、     by Mie

今日は大分友の会の11月例会の日でした。例会日の昼食はいつも交代で作って全員で頂きます。今日は私がリーダーをしています「明日の友グループ」が当番でした。朝早くから友の家に行って準備をしました。
今日のメニューはしょうがご飯と、実だくさんの鶏汁、カボスゼリーです。大きな寸胴鍋では鶏汁をたくさん作りました。
大きな電気釜を二つ使って、しょうがご飯をたくさん炊きました。千切りのしょうがと、シメジを入れてかつおとこんぶのおいしい出し汁で炊き上げます。さっぱりとしてとてもおいしいご飯です。
友の会では、1985年から、バングラデッシュの皆さんと交流をしています。バングラデッシュの女性の皆さんの自立のために何かお手伝いが出来たらということで始まった交流です。体に良い、しかしバングラデッシュにはまだあまり普及していない、大豆料理を知らせたいと今では「台所の交流」といって、いろいろな大豆の食べ方を提示したりしています。他には青菜、小魚の食べ方も勉強しています。
今年度第14次となるバングラデッシュ交流訪問団は九州のメンバーを中心に構成されます。そこで、私たちも大豆や青菜、小魚を使ったお料理を勉強して例会の時に持ち寄っています。今日もたくさんの作品が集まりました。

これはクラッシュ大豆を使ったかわいいボーロです。
今日の食堂にはバングラデッシュの方がお客様で来られました。大分医大で研修中のカレットさんと、シャニアールさんです。(写真・左から)

私たちの作ったお料理、持ち寄った料理のいろいろを食べてコメントを下さっています。
どれもとてもおいしかったそうですが、特にしょうがごはんがおいしかったとのことでうれしかったです。大豆や青菜のお料理もスパイスをもっと効かせると更においしくなるとのことでした。
わかさぎのカレー風味揚げも、とてもお口にあったようでした。
私たちとバングラデッシュの方々との交流の様子を取材に来られた地元新聞社の方々とも一緒に食事をしました。

今日、一緒に食事をしたのは、大分友の会員34名、バングラデッシュの方、お二人、そして新聞社の方お二人の合計38人でした。私たちも模索しながら作ったバングラデッシュのお料理についての反応をお伺いすることが出来て本当にうれしかったです。これらのお料理の中から選んだいくつかを持って、第14次交流訪問団の一員として大分からも荒木さんがバングラデッシュに行きます。
食事の後もいろいろ楽しいお話を伺いました。しかし、バングラデッシュの男性の方がこういう女性だけの集会に出席するということは、なかなか難しいことのようで、私たちの希望に沿って友の家まで来てくださって、本当にありがとうございました。

1時間という短い交流でしたが、名残はつきません。「何かわからないことがあったらこれからも何でも聞いて下さい。」との言葉を残してカレットさん、シャニアールさんはまた勉学の場に戻られました。友の会が永年にわたって交流を続けているバングラデッシュをとても身近な国に感じられた今日の交流会でした。

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