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1999年8月30日、ソウルの町を歩く・・・コアラ修学旅行団一行  
インターネット集賢殿の皆さんと別れた後はまた、安さんが来て下って私たちをソウルの町へと案内して下さいました。
今日は、まず、歴史民族資料館に行きました。韓国の歴史、風俗、工芸などが分かり易く展示してありました。見ていると日本の文化の多数が韓国から伝えられたことがよく分かります。

大きな建物の上には韓国伝統の五重の塔が建っている大きな博物館でした。
次の目的地に向かった丁度その時、薄暗かった空が急に真っ黒になり大粒の雨が振り出しました。昌徳宮の塀沿いに歩いていましたら、丁度、建春門がありその下で雨宿りをすることが出来ました。

30分以上も雨で足止めに会いましたが、雨に煙る宮殿はまた何ともいえない墨絵の世界でした。
  

骨董品を売るお店の並んだインサドンを見て歩き、ソウル一の繁華街、ミョンドンにやってきました。

お皿がたくさん並ぶ韓定食というのを食べたいと話しつつ歩いていたのですが、韓国の方にはそれほど、ポピュラーではないのか、食べられるお店がなかなか見つかりませんでした。
それでも、安さんがあちこちと探して下さって、おいしいお店に入ることが出来ました。
骨付きカルビ、プルコギ、タコのお鍋、もちろんキムチの色々がたくさんたくさん出てきます。最後は、石焼ビビンバ、冷麺を皆で分けて頂きました。
韓定食のお店ではなかったのですが、おいしいご馳走をたくさん頂いて、本当にうれしかった私たちは、その後、南大門市場をあれこれ見ながら歩きました。道の両側一杯に屋台がせり出して山積みの商品、おいしいごちそうが並んでいます。

月曜の夜が一番人出が少ないとの話でしたが、その上、今夜は雨がパラパラ。そうはいいながらも結構人が歩いていました。
宮瀬さんが、「あらマッ!」と大きな声。何かと思うと、市場の屋台で楽しそうにお話をしている一団、宮瀬さんのツアーの先生たちでした。お友達のソウルの高校の先生の案内で、市場でおいしいものを食べていらしたのです。

こんなところで知った方に会うと、本当にうれしいものですね。
もう夜の10時を過ぎています。今日は1日いろんなことがありました。この辺で今日のツアーも一応お仕舞いにしましょう。
安さんも二日間に渡って、私たちを色々な所に案内して下さって本当にありがとうございました。また今度は大分で会いましょうと言いました。ライトアップされた南大門をバックに安さんと記念写真です。

左端が安さんです。その右が藤井さん、そしてシャーリーさんのお子さんの克(まさる)さん、恵さん、シャーリーさんご夫妻です。
仲村さん一家はホテルへ帰られました。安さんは私たちをそれぞれタクシーに乗せて、運転手に指示を出して下さってお帰りになりました。

私たちは、ホテルのあるヨイドの大韓生命63ビルからの夜景を見ようとタクシーを走らせました。最上階ではなかったのですが、59階のラウンジからの夜景を楽しみました。
ようやく永い1日が終わりました。ホテルのお部屋で陶山さんのパソコンから、百聞一見に今日のサッカー場見学、集賢殿の皆さんとの交流会の様子を写真入で報告をしました。
ローミングサービスを使ってインターネット、パソコンに詳しいコアラメンバーと一緒の旅行はとても心強いです。

あっというまにもう明日は帰る日です。

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