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私の友人から、今月の20―22日に韓国からの高校生をホームステイさせて欲しいという話がありましてお受けしました。韓国のどこの高校生かと思いましたら、馬山の昌信高校といわれるではありませんか。びっくりしました。私達が、この4月に訪問した昌信大学の学長が、別府と姉妹校になっていますと言われていたことを思い出して、本当に不思議なご縁だと驚きました。姉妹校である、別府大学付属高校との交流のために馬山から32名の高校生がやってくるとのことです。
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そこで、受け入れ先の別府大学付属高校に下見を兼ねてやってきました。校内に入るのは始めてです。玄関先の植え込みの中に「建学の精神」という石碑が立っていました。初代理事長の佐藤善詮氏が書かれた「真理はわれらを自由にする」という聖書から引用された言葉です。この言葉は息子の卒業した自由学園の思いと同じなので、またまた不思議な縁にびっくりをしました。 | |
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ホームステイの係の田北先生の案内で木許正生校長先生にお会いすることが出来ました。 故寺尾先生のご縁で、この春に私達が昌信大学に行ってきたことをお話しましたら、「寺尾先生は仕事の先輩でとてもよく知っています」と懐かしそうに言われて、私達は世間って何て狭いんだろうとびっくりしました。 昌信高校と姉妹校締結(平成7年)の文書を見せて下さいました。(写真をクリックすると大きな写真が見えます) |
校長先生のデスクの後ろの書棚の上には、昌信高校から送られた記念品が並んでいます。「この写真が最初に別府にやってきた学生達です」と見せて下さったのは、韓国のサッカー場での写真です。昌信高校のサッカー部が、全国サッカー大会に出場することになり、もしも優勝したら、別府に連れて行くという先生達の言葉に生徒たちは頑張って本当に優勝してしまった。そこで約束なので、急遽別府に来ることになったんだそうです。1995年のことでした。それ以来、毎年別府に来てホームステイをしているそうです。
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昌信高校のサッカー選手達と、試合をした様子を木許先生の自筆の本にスケッチ入りで書かれています。昌信大学のKANG学長のお礼の文も載せてありました。 素敵なご本ですね、と申しましたら、今日の記念に1冊、下さいました。ありがとうございます。 |
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今日の記念写真です。右から田北先生、木許校長先生です。立派な書は、文化交流で昌信高校の生徒の書いたものだそうです。 後の棚には、別府大学付属高校の輝かしい記録の数々が収められていました。 明治41年私立豊州女学校を前身とする歴史の長い高校です。 今から20日にやってくる、生徒さんたちと会うのがとても楽しみです。 |