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6月6日、Igoフェスタin Oita・世界最長の囲碁大会開かれる    by Mie


第21回世界アマチュア囲碁選手権戦大分大会(6月7-11日・大分東洋ホテル)を記念して昨日の世界最大の囲碁対局に引き続き、今日のIgoフェスタでは、大分市の竹町商店街、中央町商店街で世界最長の囲碁大会、またガレリア竹町ドーム広場では、豊の国国際ふれあい交流囲碁村が開かれました。
世界最長の囲碁大会は、商店街の歩行者天国に500面の碁盤を並べての交流対局です。その様子はまさしく壮観です。
対局の皆さんは、後ろで見物しながら歩く人にはお構いなく真剣です。
   

世界最長の囲碁大会、市町村対抗戦です。5人一組のチームが真剣に対戦、リーグ戦で勝ちぬいた後、トーナメントで優勝を争います。
   

こちらは、第23回大分合同少年少女囲碁大会です。小さな子供も真剣です。この中から未来のプロ棋士が生まれるかもわかりませんね。トロフイーや賞状がたくさん用意されていました。
   

午後は、「プロ棋士多面打ち」がありました。舞台ではプロ棋士の紹介がありました。左の写真、右から大竹英雄九段、本田幸子六段、西田栄美五段、穂坂繭二段、梅澤由香里二段です。写真右は、多面打ちの会場風景です。ロの字型に置かれた机に40の碁盤、一般公募の対局者が40人。それを五人のプロが相手をする訳です。
   

一般の人が黒、3から5目置いてプロと対戦です。プロの方は、机の内側をぐるぐると廻りながら、白石を打って行かれます。たくさんの見物人とカメラが廻りを取り囲んで熱気でムンムンしています。熱戦、約1時間半「ここで負けましたね」とか、「ここを考えると良かった」などと大竹九段は対戦者に声を掛けておられました。本当にお疲れ様でした。
左の写真は、対戦中の本田六段(黄色のスーツ姿)と西田五段、右の写真は手前が梅澤二段、その向こうは大竹九段です。
多面打ちが終わった頃、たくさんの外国人の方がガレリアドーム広場に到着です。この皆さんは、明日からの「世界アマチュア囲碁選手権戦」に出場する、55カ国及び地域の選手55人です。

「豊の国国際ふれあい交流囲碁村開会式」が始まります。一人ずつ国と名前を紹介されては席に着かれます。アジア、中近東、ヨーロッパ、アフリカ、南北及び中央アメリカ、オセアニアと本当に世界のあらゆる国の皆さんです。囲碁ってこんなにいろんな国で愛されているのですね。参加国の国旗の描かれた舞台で大分大会促進協議会会長の平松県知事が挨拶をなさっています。
   

外国人選手に向き合う形で、一般対戦者が座っています。式のあと、対戦者同士、握手をして一緒に長い碁盤の席に着き、いよいよ国際親善交流対局が始まりました。囲碁も国際語なんだなと思ってしまいました。
舞台では、プロ棋士のサイン色紙のプレゼント大会が行われています。お目当てのプロ棋士のサイン色紙の当たった人は本当にうれしそうでした。
アーケードの中央町、竹町商店街は、梅雨空も関係無く、ゆっくりと過ごすことが出来ました。そろそろ、囲碁大会もおしまいです。係りの皆さんが片付けを始めています。
500の碁盤に机、椅子、準備に片付け、本当にお疲れ様でした。

明日からはいよいよ、東洋ホテルにて、囲碁のオリンピックと言われています「第21回世界アマチュア囲碁選手権戦」が開催されます。
どこの国の方が優勝なさるでしょうか、大変楽しみです。選手の皆さん、頑張って下さいね。そして大分の町も楽しんで下さいね。

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