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今日は私たちの友の会の「明日の友フループ」の集まりの日でした。そして3月3日ひな祭り、古来、女の子のお祭り。誰かがどこかの集会で使ったというお雛様の飾りを持ってきましたので、黒板に貼りつけて飾ってみました。今日は、「春色のスカーフを染めましょう」という勉強の日です。 | |
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白い絹を思い思いの色で染めてスカーフを作ります。絹といっても、サテンのように光ったもの、デシンのようにしぼのあるもの、ジョーゼットが2重になっているものと色々な風合いのものがあります。それぞれ好きな生地を選びました。 |
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永年にわたっていろいろな染物を経験なさっている北さんが今日は教えて下さいます。まず、「色粉を溶きますよ、どんな色を作りましょうか?」 |
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染めたい生地を水で濡らします。絞り染めにしたい人は、始めに模様をつけたい場所を輪ゴムで縛っておきます。 |
熱湯に染料を少しずつ入れながら好みの色にしていきます。「まだ?もう少し濃くしましょうか?水でぬらした生地をつけていきます。よく浸けていいですよ。乾くと淡い色になりますから、その色で良かったら、定着液としてお酢を入れますからね。」と北さんが丁寧に教えて下さいます。
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「わーー、見て見て!こんなにきれいな色に染まりました。」と好みの色に染まってうれしい山田さんです。タオルにくるんで水気を取ってからアイロンをかけて仕上げをしていきます。
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皆の作品が出来あがりましたので、早速ミニ展覧会をしました。どれも本当に素敵な春のスカーフになりました。右端は淡いピンクを基調にした北さんの作品です。次は私のスカーフ、きれいな菜の花色が出て大満足です。真中のブルーの段染めは小野さんの作品、藍色の好きな小野さんらしい色合いです。次は、とても優しいピンクの絞り染めが出来た西中さんの作品。淡いブルーの絞り染めは糸永さん、渋いマロン色も入って複雑な色に仕上がっています。左端のオレンジは山田さんの作品、春満開という気分の作品です。 | |
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素晴らしいスカーフが出来あがって本当にうれしいひな祭りになりました。昼食はみんなで持ち寄ったごちそうを頂きました。今日、来れなかった人もいるので、もう一度、スカーフ染をしたいねと言って別れました。(左から北さん、糸永さん、小野さん、西中さん、Mie、山田さん) |