2月21日、「食料を考えるフォーラムin 大分'99」 : JA大分中央会主催、 by Mie | |
今日はJAから案内を頂いていたので、オアシス広場21の音の泉ホールへ出かけました。まだ時間前と思って会場に入ったら、お腹に響く元気の良い太鼓の音、竹田市の「三日月太鼓」のグループによる演奏が行われていました。構成は小中学生と分かりちょっとびっくりしました。 | |
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----世界的な人口の増加によって21世紀は地球規模での深刻な食料不足に直面することが予測されている、すべての国が食料の安全保障の実現に努めるべき時です。わが国はカロリーベースで食料自給率が41%でありながら世界中から食料が入ってきているので、なかなかそんな風には思えませんが、国土を守り、人々に安らぎを与える農業と農村環境および「ごはん」を始めとする食料や、食生活について考えるときにしたい、日本型食生活の普及と国産米の消費拡大を図ることを目的としたい。---(今日のパンフレットを参考に)と開かれた今日のフォーラムです。 来賓として平松守彦大分県知事が挨拶をなさいました。 |
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第23回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰式がありました。小中学生の作品の中から優秀だった皆さんが表彰されています。 大きな表彰状をもらっているのは、図画部門で文部大臣賞を受賞した中井雅和君(大分市立高田小学校4年)です。 |
作文部門で全国優秀賞を受賞した真部淳美さん(緒方町立米山中学2年)が、受賞した作文「父と祖父の話」を朗読しました。子供の頃から当たり前のように見ていた田んぼの景色、しかし、毎夜の父と祖父の対話から、お米作りが年々厳しくなっている様子を知り心配している気持ちが素直に書かれている作文でした。
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第二部は、基調講演、「新たな農業基本法が示す食料、農業、農村の将来」と題して大分大学の山岸治男教授のお話でした。たくさんの歌を織り込み、ハーモニカ演奏まで交えて、新潟の農家で育たれた子供の頃の話から、日本の農村の移り変わりを話されました。また特別講演は、タレントのキャシー中島さんの「自然の中での子育て奮闘記」というお話、俳優の妻であり、3人のお子さんのお母さんであり、ご自身もタレント、そしてキルテイングの教室も開いていらっしゃる、バイタリテイー溢れる生活振りを、楽しく話されました。
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いよいよ最後は、お楽しみ抽選会、3人のライスレデイが出てきて抽選、賞品は大分特産のいちご、お米、豊後牛、そして今日のゲストのキャシー中島さんのサイン色紙。 私たちはどれも外れでしたが、全員には県産米2キロのお土産がありました。 日本の農業は問題がいろいろと多いです。しかしその大事さは誰もが認めていると思います。もっともっとあらゆる層の人々からの知恵を集めて考えていきたい問題だと思いました。 |