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1月15日、成人の日です。私たちは柞原神社にお参りをしました。 by Mie


今日は成人の日です。二十歳になった人達を祝う日です。日本全国では170万人の成人が誕生、大分県では17000人が成人をしたそうです。お天気はちょっと雨がパラパラしたりあんまり良くはないのですが、私たちは大分市の柞原(ゆすはら)神社にお参りしました。高崎山に通じる山の中にある立派なお宮です。

境内に入ると右手に大きな木があります。「ホルトの木」といいます。今から400年程前、大分では大友宗麟が南蛮貿易をしていました。その頃にポルトガルから渡ってきたこの木を「ホルトの木」と呼ぶようななったそうです。大分県の県木になっています。

日暮らし門といいます。とても美しい門です。たくさんの彫刻が施されていて見飽きません。中国の24孝人が彫ってあります。

天井も梁もいろいろ細かい彫刻で埋まっています。

鬱蒼とした木の繁ったこの森は、「柞原八幡宮の森」といいます。コジイ、クロキ、イチイカシ、クスノキなどが繁っています。大分地方に人類の文化が栄える以前の自然の姿を今に伝えていて、たくさんの鳥類も棲む貴重な森だそうです。
御成門です。扉には皇室の菊の御紋が入っていて、普段は固く閉じられています。
こちらが本殿への入り口です。真っ白な花が咲いたような木が何本もありますが、これはおみくじを括り付けるために置かれた木です。本当にたくさんのおみくじで枝が曲がってしまっています。
本殿に入ると大友宗麟が奉納したという太鼓がありました。幸運を呼ぶ太鼓だそうです。お賽銭を上げてドンドンと叩きました。とても気持ち良かったです。

菊の御紋のついた扉を開けると御成門に通じます。その前から本殿にお参りをします。左が天照大神が祭られている拝殿です。
拝殿の右翼の廊下です。冬でも緑の木々が繁っていて、とても気持ちが良い所です。

その廊下の奥には、大分のお酒がたくさんコモに包まれて奉納されています。また天井にはこんな絵馬がぎっしりと奉納されています。
お参りをすませて、お宮を後にしようとしたら丁度バスがやってきました。日曜祭日は6本、平日には12本のバスダイヤが組まれていました。

私たちは車で大分の町の方へ下って走りました。もうすぐ、別府湾に面した国道10号線に出るという所に柞原神社の鳥居がありました。10号線の向こうは神戸に行くダイヤモンドフェリーの乗り場になっています。
鳥居を抜けた所にあった地図です。ここは、柞原神社の仮宮という所です。ここは別名浜の宮とも言って、夏の終わりには浜の市という大きなお祭りがあることで、広く知られている所です。地図の左下が仮宮、そして中央の森が柞原八幡宮で、ハイキングコースになっています。
さらに車を走らせて大分の中央に出てきましたら、成人式を終えた人達が和服で着飾って歩いている姿をたくさん見ました。どうぞ素敵な大人になって下さいね、応援をしていますよ。

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