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1月11日、今日は鏡開きです。
by Mie
1999年のお正月もお終いです。今日は鏡開きです。床の間に飾っていた鏡もちを下げます。
お正月のお飾りの注連飾りも外します。そして気分もシャンとして今年の目標に向かって仕事を始めます。まあ現実には三が日が終わったらもう常の生活になっていますが、今日からは名実共にお正月気分とはさよならします。
日本のお正月では門の両側に門松を立てるのが習わしでした。門松は字の如く、門の前に松とおめでたいとされている、若竹、梅を立てて清めとするものです。しかし、もうずっと前から普通の家では簡略化されてきています。木を大切にするということもあります。今では市役所が門松の絵を画いた紙を各戸2枚づつ配ってくれますので、それを貼り付けて代わりとします。
我が家は玄関に1枚、昨年末に取り付けた庭の入り口の扉に1枚、貼りつけました。それも今日は剥がしました。
小さな鏡もちは、仏壇と、パソコン机の上に飾っていました。それも下げました。お飾りの紙や注連飾りは、15日にあるとんど焼きに持って行って、燃やしてもらいます。柚子は柚子湯に使います。そして、お鏡に使っていたお餅は、小さく割って、今日のおやつに、おぜんざいにして頂きます。こうしてお正月の行事が一つずつ終わっていくのです。

朝からストーブの上でコトコトと煮ていた小豆が柔らかくなっていい匂いがしてきました。お砂糖を入れてぜんざいにします。お餅が焼ける間にテーブルセッティングです。ふたつきのお椀を出してきました。箸休めには塩昆布とたくわんです。ぜんざいのお鍋に塩をほんの少し加えて、さあ、出来上がりです。
鏡もちに使っていたお餅もこんがりと焼けました。さあ、あまーーいぜんざいを召し上がれ!

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