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1月10日:雪の山を見に行きました。
by Mie

ここ3日ほど、日本列島に大寒波が押し寄せてきています。ここ九州の大分でも雪のニュースが飛び交っています。朝、起きると外へ出て、由布岳を見るのが楽しみになっています。今日は穏やかな天気になりましたので、デジタルカメラとビデオを持って出掛けました。
まずは、富士見が丘の高台から見る由布岳(左)と鶴見岳です。白く輝いてとっても立派です。
由布岳の麓の湯布院に行きたかったのですが、道路が凍っている所があるようなので、諦めて久住の方へ行きました。我が家のある富士見が丘を抜けるとそこはもう野津原町。すぐに日陰の道にはこんな雪が出てきました。
雄大な雪の久住連山が見えてきました。どの季節であっても素敵だなと思う小倉峠からの眺めです。

その久住連山がきれいに眺められる場所に「ほていの湯」というのが出来ています。私の友達が紹介してくれたので、行ってみました。
中へ入るとこんな大きな布袋様が出迎えてくれます。夢に布袋様が出てきてここを掘ると温泉が出ると教えてくれたのだそうです。

泉質は炭酸塩泉で神経痛、胃腸病、糖尿病、肝臓病に効くそうです。久住山の眺められる露天風呂、大きな桶の薬湯などがありました。空気が冷たくて露天風呂の温度が低くなっていて、ちょっと入ってられなかったのが残念です。温泉場の片隅でも布袋様が微笑んでいます。お湯はとってもなめらかで、少し湯の華が浮いている気持ちの良い温泉です。
温泉から上がって休憩室で昼食を食べました。夫は山菜うどん、私はきつねうどん、どちらも400円でとってもおいしくて汗をかいてしまった。本当にあったまりました。

「ほていの湯」を出てまた車を走らせていると、たんぼの畦から流れて来る水路にこんなガチガチの氷が出来ていました。流れ落ちる水は半分氷柱になっているみたいです。見ているだけでブルブルです。道の横も真っ白な雪です。

しいたけのホダ木の並んだ杉林の道も雪で真っ白、その日陰になった道路はちょっと凍っているようです。と車が止まっています。カーブした道の向こうへ歩いて行ってみました。ナント、スリップした車が溝に突っ込んでいます。その向こうにももう1台、白い車が溝に右半分落ちてしまっています。人はいません。手前の車は何台かの車から人が出て押し上げました。手伝った夫は、「もうここで今日はお終い」と言ってUターンをして帰ることにしました。
いつも久住山を見に行く久住高原には行けませんでしたが、チェーンを持っていない我が家の車では仕方ありません。でも、こんな素敵な冬の林を見ることが出来ました。

久住連山もこんな雄大な姿を見せてくれています。
急に後ろが賑やかになりました。丁度、牛が散歩のために牛舎から出てきた所でした。おじさんに追われて、ピョンピョン跳ねながら出てきて日光浴をしていました。

家に帰って来ると、由布岳は美しく輝いていました。いつか、雪で真っ白になった由布岳を湯布院の温泉に入って眺めたいなと思いました。

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