アパート

建一より
ニュヨークとワシントンではいわゆる高層アパートに宿泊しました。いずれのアパート にも管理人が常駐しておりセキュリティに万全を期しています。住人は普通、部屋の鍵、 郵便受けの鍵、洗濯室の鍵は持っていますがアパートの出入り口の鍵は持っていません。 外にでるのは自由ですが、入る時には管理人に鍵をあけてもらうことになります。実際 には管理人は入ってくる人の顔を覚えており、入口に着くとすぐに遠隔でドアを開けて くれます。ニュヨークではドアマンがいちいちドアを開閉してくれました。最近は日本 でも新築の集合住宅などでもかなりセキュリティが充実してきましたがやはりアメリカ が一歩進んでいるなと感じました。 もっともこれは大都会の話であり、サンノゼの住宅地などでは鍵もかけずに外出しても 平気だとのことです。



美恵子より
アメリカでもう一度暮らしてみたいと思っていた私に とって、ニューヨークとワシントンでのアパート暮らしは本当にうれしかったです。 ニューヨークはセントラルパークのすぐ隣のアパート、制服のドアマンとクロークマン が常駐していて、ドアの開閉、挨拶をしてくれます。 ロビーもホテル並み、エレベーターも4台もあって、部屋の鍵は2つ、開けるのにコツが あって、鍵があるのに、開けられないという悲喜劇も体験しました。アパートに入ると まずざっと室内を見回して、どう暮らそうかと考えました。トランクをあけて、引き出 しやクローゼットに衣類を収納します。パソコンコーナー、事務コーナーを作り、洗面 化粧コーナーも整えます。ベッドを確認して、台所の調理器具や食器をチェックしてど んな調理が出来そうか見極めてから買い出しに出かけました。 どこもタオル類やシーツを始め、清潔なものをたくさん用意して下さっていて本当にう れしかったです。しかし台所ではちょっとびっくりしました。どうして台所は暑いのだ ろうと思ったらガスの種火がいつもついているのです。、そしてそこは洗ったお鍋を乾 燥させる所になっていた。しかし、なんともそれは私にとっては不気味で、ガス事故は 起こらないのかしらと不思議でした。ニューヨークではテラスで食事をするのが楽しみ でした。 キチンにも小さな朝食用のテーブルがあるのですが、テラスでマンハッタンの高層ビル を眺めたり、セントラルパークの緑を見ながら食べる方がずっと楽しい、15階からの 眺めはとても素敵でした。きっと一生忘れないでしょう。ワシントンでは、私たちのた めにわざわざ新しく食器を買い揃えて下さっていて感激をしました。大きなテーブルに きちんとマットをひいて、食事をしました。またインターネットは自由に出来るように 準備をして下さっていました。いつでも好きな時に好きなだけ、インターネットが出来 ました。パソコンが1台なので、交代で使います。その間は一人で町を探検したりそん なことも楽しい思い出です。