1998年6月29日、ロスアンジェルスにやってきました。
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本当に家族同然に良くして頂いた、ダンさんのご家族の皆さんとお別れをする日になりました。ダンさんとまゆみさんにフェニックス空港まで送って頂きました。国内線は、車を降りたその場所で大きなトランクを預けることが出来るので本当に助かります。今からアメリカンウエスト航空に乗って次の目的地、ロスアンジェスルへ向かいます。 |
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満席の飛行機では主人と席が離れてしまって心細い気持ちがしました。窓の外のアリゾナの砂漠をしっかりと見ていました。やがて雪を頂いた峰が見えてきたので窓側の人にお願いして写真をとってもらいました。 |
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両隣の人たちとカタコトでちょっと話をしたりしながら1時間余、ロスアンジェルスに着きました。気温は73度と言ってましたのでホッとしました。 |
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空港にはインターネットでお友達になり、ゆふいん音楽祭にも来て下さったJimさんが、ホームステイをしている日本の学生さんと一緒に車で迎えに来て下さり、そのまま観光にとロングビーチへ向かいました。 |
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1週間前に開園したという水族館へ行こうと出かけたのですが、前に来てみてその人出の多さにびっくり、長い行列が出来ていました。そこで、やってきたのが「クイーン・メアリー号」でした。 |
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「クイーン・メアリー号」はホテルです。そして観光の人たちもたくさん受け入れています。特別展として「タイタニック号」の展示をしていました。映画の評判のせいか人がたくさん来ています。まず、タイタニック号の沈没現場の捜索をしている映画を見てから、引き揚げられた実物や当時の遭難を伝える新聞などをいろいろ見ました。これは1等船客のデイナーに使われたシャンペンのビンとボール、チョコレート入れです。映画の場面がちらついて涙が出そうになって困りました。 |
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甲板に出るとロングビーチが見渡せます。風は気持ち良く吹き、とても素敵な気分です。ちょっとスモッグが気になりますが、、、、。中央の青い円いビルが新しく出来た水族館です。 |
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ジムさんと記念写真です。ひげを生やしたジムさんはショーン・コネリーみたいです。大分に来た時にはひげを伸ばしていませんでした。日本を発つ前に、ジムさんが写真をメールに貼付してきて、こんな顔になってるよって知らせてはくれていましたが、そうでなかったら空港であってもすぐにはわからないところでした。 |
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クイーン・メリー号の操舵室です。キラキラと金具が光っています。船長室やメインホールはとても立派でした。ジムさんはその立派なメインホールで過去2回も講演をしたことがあるそうです。 |
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クイーン・メリー号の乗船記念にコインで遊びました。中段左の白い所にペニーを1枚とクオーターを2枚入れますと、右の機械を通ってペニーが薄く楕円に延ばされて出てきます。そして表面にクイーンメリー号のマークが刻印されているという他愛はないけれど、楽しい仕掛けです。 |
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さあ、いよいよジムさんの家に向かいます。片側6車線の見事な道をドンドン車は走ります。やがて、オレンジカウンテイのジョン・ウエイン飛行場を過ぎて、、、こんな一面のいちご畑も出てきました。 |
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途中、スーパーで買い物をしました。大きな倉庫形式のお店で一つ一つの商品がとても大きくて、また単位も多くてびっくりしました。たくさん買い物をしてジムさんが、アッと大きな声を出しました。車に大きなトランクが2つも入っていることを忘れて買い物をしてしまったのです。みんな買い物をひざに抱えて荷物に埋まって座りました。 |
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ジムさんの家に着きました。UCIのキャンパスの中の高台にある素敵なタウンハウスです。門を入るとジムさん手作りの池があって、金魚がイッパイいました。テラスの庭からは下の家の赤い屋根瓦が見えてメタセコイヤの木と共に、素敵な景色でした。夜は寒いくらいに涼しく虫の音がしていました。 |
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ジムさんが夕食を作って下さいました。見たことの無い、スカッシュというズッキーニのようなウリのような野菜の炒め物と、ストロガノフと珍しいおいしい料理でした。大の日本好きのジムさんの家は和室もあって我が家以上に日本的なしつらえがしてあります。私たちは和室を使わせてもらうことになりました。 |
灼熱の地に住む女の幸祈る
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