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今日は母の所属している龍野友の会の家事家計講習会でした。龍野の福祉会館であった講習会に母と一緒に参加しました。若い方が家計の数字を公表して今年の生活、来年の予算を発表されました。この時期、全国の友の会がこのような家事家計講習会を開いていることを改めて実感として受け止めることが出来ました。 |
主婦が1日に食べたい食品の目安が実物展示されていました。実物で見ると食べなくていけない食品の量や種類を現実のこととして受け止めることが出来ます。 | |
今は、省資源、分別収集ということに関心が持たれています。どのようなものが不燃物として収集されるのか、実物展示がしていありました。 | |
これは思いでのネクタイを使ったリフォームです。素敵なベストが出来上がっています。これはとてもいいアイデアだと思いました。私も早速家に帰ったらこんな素敵なベストを作ることを考えてみたいと思います。何でも最後まで生かして使うということが大切なんだと思いました。 | |
家事家計講習会での勉強を終えて、午後は先ず、JRの本竜野駅へ行きました。ここの駅前広場には、竜野の生んだ詩人、三木露風氏の有名な歌「赤とんぼ」にちなんだ銅像が建っています。この三木露風にちなんで、龍野市は童謡の里として知られています。 | |
どうして本竜野駅へ行ったかといいますと、ISDN電話でモバイルをしようと思ったのです。里の電話は近くの家と共用の電話でインターネットに繋ぐことが出来ませんでした。それでグレイ電話の所へノートパソコンを持ってきたのですが、どうしてか繋ぐことが出来ませんでした。本当に残念です。 | |
インターネットにつなぐことを諦めて、母と一緒に今度は揖保川窯を開いておられる池川みどりさんの家を訪ねました。古くからの自宅を使って秋の展示会をなさっています。お客様を迎えるために門を開いて歓迎して下さっています。 | |
池川みどりさんは私の1クラス下の方で、とてもダイナミックな焼き物をなさる人です。家の中や庭のあちこちに大胆な作品が無造作に置かれています。苔むした素敵な庭に置かれた壷です。いろいろな絵が描かれていて、「思い出」と銘打たれていました。墨字もみどりさんの書かれたものです。 | |
右が母屋、正面は茶室です。左には納屋だったとおもうのですが、そこも素敵な展示室に改造されていました。茶室のむこうには田んぼと山の風景が広がっています。 | |
母屋に入ると今回の展示会の主役の釣り水瓶が天井から下がっていました。ユニークな形の水瓶、それは横に棒が通されています。きっと昔の人々はこんな形の水瓶を作って天井からぶら下げて使っていたのではないかというのが、作者のこれを作られた弁でした。この水瓶には秋の草花をさしてあり「風」と銘打たれていました。 | |
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昔はきっと土間の台所だった場所は、床を張って、素敵な接客場になっていました。大きなテーブルでここの主の池川みどりさんが、お客様と談笑をされてます。後ろは大きな陶板です。小柄な池川さんですが、出来上がった作品はとってもダイナミックです。 |
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床の掛け軸も作品です。「石は言わず、花は語らず」とても素敵な言葉です。人間はナント饒舌で、しかも内容のないことをあれこれとしゃべり過ぎていることでしょうか。野の花を見よ、という聖句を改めて思いました。 |
母屋の二階もすべての部屋や床の間、押し入れを取り払って大ホールになっています。天井には梁がそのまま装飾として使われていて、大きな作品がたくさん置かれていました。とても寛げる空間になっていました。 | |
正面は飾り台になっていて、龍野の生んだ詩人三木露風の「ふるさとの」の詩がみどりさんの手で書かれています。下のお部屋でお抹茶を頂きながら高校時代の話をしたりして楽しいひとときを持ちお別れしました。 | |
その次に訪れたのは、池川さんの窯場のすぐ隣りにある永富家です。ここ揖保川町半田の村長を勤められた家で、代々名士を輩出している家で、美しいお屋敷とお庭でも有名で多くの人が訪れています。 | |
しかしまだまだどこかへ、、、ということで龍野から山崎、そこから北西にある峰山高原へ行きました。まわり中山に囲まれて、辺り一面すすきの原でした。北風が冷たく吹いて今日から冬になったようです。今夜から明朝にかけてしし座流星群を見るには絶好の場所ではないかといいながら、龍野へ帰ってきました。今日は本当に私のふるさとのいろいろな場所をあちこち尋ねた一日でした。 | |
揖保川窯 : 兵庫県揖保郡揖保川町新在家355℡0791-72-2456
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