11月15日、大分からフェリーに乗って神戸へ、そして龍野へ、 by Mie
大分からダイヤモンドフェリーに乗って神戸へ行きます。穏やかな夕方の別府湾です。観光バスがたくさんついていて団体客や修学旅行生がたくさん乗船して行きました。
今日も一日、秋晴れの良い天気でした。西の空、高崎山の上が夕焼けで赤く染まっています。きっと穏やかな船旅になることでしょう。
さあ、12時間かかって船は無事、神戸に着きました。今から車の乗って、船を下ります。

ダイヤモンドフェリーの神戸発着場です。桟橋が船の横腹に接岸します。
いよいよ、車で走り出しました。六甲アイランドの高層ビルがすぐに左手に見えてきました。しかし、その側の空き地には、阪神大震災の被害者の方の為の仮設住宅が建っています。本当にあの地震は大変な被害をもたらしました。あの地震の第一報を私たちが聞いたのは、ダイヤモンドフェリーの中でした。私たちが、やはり今回のように私の実家に帰省をしていて、
船が大分へ着く直前に地震の発生を知り船の中はパニックになったことを昨日のように憶えています。私たちのフェリーが出た後岸壁も崩れてそれから1年以上再開にかかりました。
里の両親は大変元気でうれしかった、そして一休みをしてから、ドライブをしました。
龍野から国道29号線を北上しました。途中、道の駅「新宮」がありました。大きな石の門が二つ、目印のモニュメントです。
中は近くの名産がたくさん並んでいました。一番目を引いたのは、特産品おそうめんの「揖保の糸」のコーナーです。おそうめんの出来るまでを写真やビデオで紹介をしながら、たくさん売っていました。我が家でも大好きでよく食べるおそうめんです。
更に北上してやってきたのは、佐用町の大撫山の頂にある兵庫県立西はりま天文台公園です。入り口にはこんな太陽電波望遠鏡がありました。昔、東大野辺山天文台にあったものを移築したそうです。
ここには宿泊施設、観測施設などがあります。435mの山頂で芝生に寝転がるとまるい空に吸い込まれそうな気分のする素晴らしい所です。中央には60cmフォーク式反射望遠鏡を備えた展示室、研修室も備えた大きな天文台、前庭には小グループ用の小さな天文台3棟、それに太陽望遠鏡1基(写真の左端)が建っています。今月の17日の夜中から18日の明け方にかけてしし座大流星群が見られるということで大変関心のもたれている天文台です。

階段をくるくる登って一番大きな望遠鏡を見学しました。しし座流星群が見えるという時には一晩中公開されているそうです。きっと多くの天文ファンで賑わうことでしょう。この望遠鏡でのぞく天体はどんな素敵なショウーを展開してくれるのでしょうか。大変興味があります。
これは芝生の庭にあった、人間時計です。私の建っている長方形の台座に日付が刻んであります。私は今日の日付の上に立っています。私の影の落ちた所の目盛りを読むと4時40分、私の腕時計の時間とピッタリでした。フーーン不思議です。
夕暮れになってきました。山をおりて帰途につきました。佐用から、千種川に沿って走ります。智頭線も右に左に走っています。たくさんの白い幟が立っている所にやってきました。「白幡城まつり」と書いてあります。ここは赤松円心が生まれた所です。赤松円心は母の遠い遠い遠い祖先ということで、記念写真を写しました。

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