11月12日、大分友の会 : 家事家計講習会 by Mie
今日は大分のコンパルホールで大分友の会の家事家計講習会を開きました。朝、9時から会場準備をしました。大分の各地から友の会の会員が集まってコンパルホールの開場を待っています。講習会に使う表や、マイク、スピーカー、会場を飾る野の花や花瓶も持参しています。
まず、朝のミーテイングです。長い間かかって準備してきた家事家計講習会です。心を合わせて良い会にしましょうと、リーダーの挨拶です。みんなエプロンをつけて今から40分程でお客様を迎える準備です。
いよいよ、受付にお客様が見えました。エレベーターが着くたびにたくさんのお客様が来られます。家計簿をつけて生活しましょうということで毎年、この時期に開いている家事家計講習会です。不透明な日本経済と言われて久しい今の時代、家計簿に関心を持つ方が増えています。
たくさんのお客様を迎えて、講習会が始まりました。友の会の勉強の中から、福田さんが地球の環境を守るためにまず私たちの出来ることから始めましょうと、お話をしました。中央の横棒グラフは、家庭から排出されるCO2量をグラフにしたものです。電気、ガス、灯油、自動車のガソリンの使用料に係数をかけました。こうして1軒ずつの排出量をグラフにすることで、我家の暮らしぶりを反省することが出来たことを報告しています。
3才と1才の子供のいる吉山さんが、生活の様子を話しました。幼児の居る家庭では、幼児の食べる、寝る、という基本時間を大切に、暮らしたいことを話しました。そして幼児の食事の大切さに気付きいろいろと励んでいる様子は若いお母さんの共感を呼びました。
子供3人とお母さんとの6人家族の薬師寺さんが、来年の予算の話をしました。友の会に入って9年、9冊の家計簿を付けつづけている薬師寺さんです。友の会では毎年、今の時期になると、来年の予算を立てる勉強をします。来年の我家はどんな年か、何を大切に生活したいのか、家族とも話し合いながら来年の予算を詳しく立てていきます。予算があるから、安心して暮らしていけると言い切る薬師寺さんのお話に肯く方が多かったです。
友の会では5年に一度、教育費調べをします。今年はその年に当たっていました。全国の会員が同じ調査に参加しました。それをまとめて冊子として私たちはいろいろな勉強に使います。その調べから見えてきた傾向を阿南さんが報告しました。過去、いつも上昇を続けてきた教育費に今回は始めて歯止めがかかった、日本経済の先行きの不透明さがその原因かと思われます。それと同時に、私たちは教育費の中身を考える機会を持つことが出来ました。

中学生から大学生までの3人の男の子を持つ的場さんが、教育費の山の時代を迎えた様子を話しました。3人のお子さんの個性をよく見て、そして子供の持つ力を信じながらの暮らしぶりを伺いながら、私も息子との日々を思い出していました。会場の若いお母様方もきっと、吾が子との接し方をいろいろと考えられたのではないかと思います。

会場でお母さんたちが勉強をしている間、小さなお子さん達は隣りの和室で会員が託児をしました。元気にきたおしるしに葉っぱを貼り、かわいい名札を付けてもらって、小麦粉粘土や、積み木、紙芝居などでお友達と遊びました。11時過ぎには軽食を頂いてお母さんのお迎えを待ちました。
会場では本当にたくさんの方が熱心にメモを取りながら話を聞かれました。アンケートもたくさんの方が出されていました。家計簿をつけていますという方もたくさんありました。健全な社会は健全な家庭から、ということを強く思いました。
11月14日の土曜日も同じ会場で家事家計講習会を開きました。最近はお仕事を持つ主婦が多いので、土曜日にも開くようにしましたところ、男性の方も熱心に聞いて下さってとても良かったなと思いました。

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