English


9月3日、久住の秋が見たくて出掛けました。 Mie

9月に入って大分は朝晩めっきり涼しくなりました。日中はまだまだ暑いですが、でも空の色、空気が違います。山の方はもっと秋だろうと思って今日は久住の山の方へ出掛けました。大分の久住の山の方の田んぼはもうこんなに黄金色に実って収穫もまじかという感じです。
ホラ、栗もこんなに色づいて、、

国道442号線を走って久住へやってきました。ここは私の大好きな道です。江戸時代には日田往還といわれて立派な松並木がたくさん残っています。日田往還は熊本のお殿様が参勤交代に利用した道で、熊本から大分県の鶴崎まで通じています。そこからは船で瀬戸内海を通って行きました。松並木の右に久住連山がそびえています。左にはマラソンの練習コースが高原の中を通っています。はるか南には雄大な阿蘇が見えます。そんな中でいろんなマラソン選手が国際舞台への準備に走ります。
442号線を左へ折れると何時の間にかそこは熊本県です。このあたりは大分県と熊本県が入り組んでいます。やってきたのは、ヒゴタイ公園です。公園の入り口の見取り図です。色分けでお花が現してある。ピンクはコスモスの花です。そして紺色が、この公園の名前になっているヒゴタイの花のある所です。
それではヒゴタイの花とは??

これがそのヒゴタイの花です。小さな花の集合体と言っていいでしょうか。かわいいはなです。ここは栽培をしていますが、山の中で自生しているヒゴタイを見つけた時の感激は忘れることが出来ません。とても珍しい花です。丁度今が盛りできれいでした。瑠璃色で写真も比較的本物に近いいい色に写っていると思います。
こちらはコスモス。たくさんたくさん植えてありますが、花はまだまだこれからです。ここは比較的固まって咲いていたので、ハイ・ポーズ!
カメラを持った人がたくさん、来ていました。また、家族連れ、友達同士、恋人同士とあちこちでお弁当を広げて楽しそうでした。
公園の遊歩道のすぐ側は広大な牧場です。ここは熊本県、肥後の赤牛さんです。赤牛さんもコスモスが見たいのか、柵に寄り添っていました。涼しくなってきっと気持ちいいんでしょうね。主人がねこじゃらしで遊んであげました。
ちなみに大分県の牛は豊後の黒牛といって真っ黒です。すぐ近くには大分の牧場もたくさんありますが、牛は全部黒牛、これはいつも不思議に思います。(最近はガーンジー牧場といって、まだらの牛のたくさんいる牧場もありますが、、、、)

こちらは秋の七草の一つ、女郎花

こちらも同じく秋の七草の一つ、フジバカマです。
これも秋の七草の一つですよ。ススキです。久住高原のススキは本当にこれから素敵ですね。秋の七草には他に何があったっけ?と思われる方はどうぞ、こちらへ。

next