2021年11月13日:ZOOMによる家事家計講習会
昨日に続いてホールでZOOMによる家事家計講習会です。内容は昨日と同じですが、出席者が多いので何かトラブルが合ったら応対が大変です。気をつけましょう。そして今日は実例者の大野さんが出席で、報告していただけるのでとても楽しみです。 
 タイムキーパーは、時間の区切りなどをこのように紙に大きく書いて掲げることにしました。司会の甲斐さんもこれならよくわかるとのこと。またカメラ係は、1階のパソコンと、2階のパソコンと、両方を注視したいので、出たり入ったりを静かにしたいと話しました。
予定通り始まりました。総リーだーの後藤富美さんの挨拶です。
久保さん、大野さんが見守ります。 
今日もパソコン係の松村さんは友の家2階の友愛セールの展示のあるお部屋でパソコン操作をしています。 
昨日、写せなかったパソコン画面を写します。婦人之友社刊行の羽仁もと子案家計簿も紹介です。今年で118年愛用されています。今年は当座帳が家計簿と同じ大きさになり、カードなどを使うことが増えた家計の管理のページとしてキャッシュレスページが出来ました。 
スマホでいつでもどこでも記帳することが出来るクラウド家計簿kakei+も好評です。動画で紹介をしました。 
大野さんが「家計簿からのひろがり」 と題して、「土曜の集まり」に出席するようになって、様々な年代の会員の中で共に羽仁もと子著作集の読書をしたり、いろいろな感想などを聞くことが多くなりました。実習でパン作りがあり、夫の朝食用のパンを焼き始めたら、食費が減っていった。また自転車通勤を始めたらガソリン代が減り、CO2調べを毎月書くようになったらCO2排出量も減った。地球環境まで考えるようになった。予算のある家計簿をつけて色々な気付きをしながら、家庭の基礎を築いていきたいと、話しました。
続いて久保さんが「食費予算を立ててみましょう。とその元となる「一日に摂りたい食品の目安の量」の説明と、夫々の食品の働きなどについて話しました。 
実際の食品を目安の量で展示して、それを写真に写してみてもらいました。

その後、家族全員の一日に摂りたい食品の目安の量を一覧表に書いて、家庭の一日の食費が計算されます。それを一日の予算として、買い物をし、帰宅したら分量を図って家計簿に記帳して予算に照らし合わせます。 
家計簿をつけ続けて48年の河野さんの報告です。きちんと画像と合わせた様子をぜひ、記録に残したいと、写しました。
河野さんの48冊の家計簿からの数字をグラフにした表がきれいに写っています。このグラフを差しながらの話はきっと初めて聞かれた皆さんにもきちんと伝わったと思います。 
今年、倉庫の建て替えをした河野さんの家では、古い倉庫からお母さんがつけておられた昔の家計簿がたくさん出てきたそうです。写真は昭和25年と26年の家計簿です。永年倉庫に入っていたので、触ると、ポロポロとページが崩れる所もあって、丁寧に写真を写させてもらいました。
皆さんにも予算のある家計簿をつけ続けた中からの大切な出来事にどう向き合ってきたかのお話はいろいろと感じる所があったのではと思います。
聞いてくださった方々全員に感想など話していただきました。継続の大切さを思ったという言葉を多くの方から聞くことが出来ました。
 最後に総リーダーが大分友の会の集まりを伝えたり、来週16日にはコンパルホールで、家事家計講習会の内容展示の会をすること、家計簿のお話も出来ることなどのお知らせをしました。
また、今日は、予算の立て方や家計簿の付け方などできなかったので、明磧の大分友の家で22日、25日につけ方勉強会をすることを伝え、皆様とまたお会いしたいです。と、会を結びました。
写真・文責:永野