2021年7月31日:朝の散歩
今日で7月もおしまい、明日からは夏本番の8月です。友の会の友人に届ける書類があるので、起きてすぐに散歩を兼ねて持って行きました。きっと日中は暑くて歩けないと思ったからです。

さすが朝の空気は気持ちが良いです。朝日を受けて由布岳と鶴見岳も淡いピンクの空気の中できれいに見えました。 
東の空の上った太陽が周りを赤く染めて輝いていました。大分の日の出はこの頃は、5時25分頃のようですから既に2時間過ぎています。 
アパートがたくさん建っている所です。大好きなメタセコイアが2本、立っています。朝日を浴びてちょっと素敵な光景です。 
素敵な家もありました。門の所に可愛い花壇が作って会って、素敵な花が咲いていました。可愛いですね。 
こちらはこの暑い季節になるとあちこちで見る、ノウゼンカズラです。暑い太陽に負けない濃いオレンジ色のお花です。友人の家の石垣の上から幹を延ばして咲いています。

友人の家にきました。まだ朝も早いので、ポストに書類を入れて帰ります。 
帰り道は、井路の傍の道を歩きます。水が気持ちよく流れています。右は畑が並んでいる、遠くには由布岳に鶴見岳が見えます。いい道だなと思います。
 友人にメールで井路の名前を聞きました。これは嘉永井路というそうです。

きれいなダリアがたくさん咲いています。畑にはナスがトマトが実ってます。この井路の水で育っているのでしょうか。

「下宗方には「通水神社」というのがあって、この地の水路(嘉永井路)を開鑿した下宗方村の庄屋・釘宮利左衛門を讃え,通水神社として祭るものである。井路は現在も農業用水に使われている。」このような記事を見つけた。先人のご努力で今も恩恵を受けているのですね。嘉永とは(江戸時代の1848年から1854年まで)
  
水田の一角にこんな旗がたっていました。飼料用米を栽培している印のようです。 
 水田の中は名前の通り、水が張られています。そして、所々に黒い巻貝のようなものが居ます。タニシかなと思いますが、私が水田でタニシなど見たのは、小学生の頃の祖母の家の田んぼでした。昔はどじょうやタニシを男の子たちが採っているのを見たこともあります。もう70年前位のことになるのでしょうか。
振り向いて後ろを写しました。たくさん水田が続いています。田植えの頃は、順番にこの井路から水を引いて田んぼに水を貯めますね。またこの水を利用している人たちは時々、井路の中を掃除して草を刈り、美しい井路を保つようにされています。 
本通りへ出てきました。我が家の散歩コースです。この前、たくさんの栗の花が咲いていたと思ったらもうこんなにイガグリが大きくなっていました。 
 円く渦を巻くようにして植えてある田んぼ、その向こうの太陽光パネル、そしてその上の住宅地、井路はどこまで続いているのでしょうか。住宅地の下には享保井路というのもあります。パネルの下はため池でした。国道の向こうには大分川が流れていますが、この辺りは丘の上、水は不自由だったのだと思います。ため池や井路を作って水田が出来るようになったのでしょう。先人のご苦労が偲ばれます。