2021年3月25日:由布院のサクラを見に行く
昼ご飯を食べ乍ら、天気予報を聞いたり、外を見たり、「由布院行は今日が一番良いみたい、今から行きましょう。」と相談がまとまり、車で出発。
大分市と由布市の境目には、ここから挟間町の看板が立っている。そして由布岳が良く見えます。今からあの山の麓にある由布院へ行きますよ。
 すぐに見えてきたのは、JR久大線の鬼崎駅、菜の花とサクラがとっても美しい。子どもの幼かったころ、クワガタムシやカブトムシがたくさんいるという林がこの近く。お友達のお父さんも一緒に何度か夜明けに探しに来たことを思い出した。
大分川と、久大線が右や左に見えてくる。谷の向こうの山には山桜が一杯咲いている。春だな~気持ち良いです。 
 大きく久大線がカーブして由布院へ入る。さあ、南由布で停めようね、と、夫の声、こちらもそのつもり、ここはサクラを写すスポットです。
由布院駅の一つ手前(おおいたからいうと、の南由布駅です。駅へ曲がる角にある家はお友達のお家、お花をたくさんたくさん育てているひとです。
駅の入り口には大きな花器に今のお花がたくさんさしてある。何方のお仕事かしら?友達かもしれないなと思って見ました。白い雪柳、黄色の連翹、そして、赤いぼけの花。
ホームへ出て、写真を写しても良いですか?お掃除をしにきていた駅員さんにお尋ねして中へ入りました。由布岳のてまえにホームに植わった桜が満開で、本当に素敵なカメラスポットです。 
何とも長閑な駅です。フラリとカメラを持った人も凝られて、あらきれい!と写真を写していかれます。 
反対側のホームです。やはり桜がたくさん咲いていて、カメラスポットとして良いでしょう。 
 駅舎を出て由布岳を見ても良い風景です。
丁度、山焼きが終った所のようです。まだ牧草などの焼けたままの黒いものが山肌を覆っています。まもなくしたら、今度は真っ青の牧草が一杯茂っていくことでしょう。 
中谷氏の庄屋サロンへ行きました。どうぞと笑顔で迎えて下さって、この度発刊された本や、絵葉書などの話に花が咲きました。おかみさんが桜のお饅頭をお茶うけに出して下さる。外もお花が一杯、机の上にもサクラだと、喜んで頂きました。テーブルにあるのは絵葉書です。若い時代に温泉の実際を見にヨーロッパへ旅行された健太郎さんのスケッチなどが絵葉書になりました。とても素敵です。 
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そこへ来られた加藤昌邦さんです。この6月に小林先生たちのコンサートをしたいと準備中とのこと、嬉しくていろいろお話をしました。新しいホールも出来て、実現出来るとうれしいです。
そろそろお暇です。庄屋サロンの建物には足場が組まれて作業の方々が忙しくされていました。どうされましたか?とお聞きしたら、茅葺屋根を葺いてもらっているとのこと。萱はこれですよ、と見せて下さる。集めて乾燥させて大量に集めるのが今の時代、難しいとのこと。わかりますね。
大量の萱が滑車で屋根へ運び上げられました。いよいよ屋根になりますね。
西の壁から見上げると、茅葺が少しずつ出来上がっていました。雨が降るとどうなるのですか?と尋ねましたら、工事は休みますが、茅葺は雨でも大丈夫ですよ。なんとまあ、バカな質問でした。笑いが上がりました。そのための茅葺ですから、、、3か月ほどの予定の工事、完成するのが楽しみです。
右が庄屋サロン、左は湯の岳庵の建物、間には由布岳がちょっとだけ顔を出しています。わかりますか?稜線のくびれの右から由布岳が見えています。
今日はお昼ご飯が食べたかったけれど、来るのが遅かったので今回はおやつです、と、女将さんに案内されて湯の岳庵へ入りました。記念写真です。
いつも入り口の大きなかめに行けられたお花が楽しみです。今回のこのくにゃくにゃしたのは何ですか?雲竜柳です。まあ、珍しい、そして、素敵です。緑の葉は椿だと思います。
堰に案内されたら一度にお腹が減りました。すぐ食べられる 豚の串焼きをまずは頂きました。そして今日は鶏の炭火焼を頂きます。「豊の軍鶏」炭火焼です。少しゆっくり焼いてくださいね。
軍鶏肉とお野菜をジンギスカン鍋のようなので焼きます。ジュージューと音がするのもおいしそうです。
2人でゆっくり頂きました。
こしがあって、旨味がドンドン出てくる軍鶏、あまり鶏肉得意でない夫もおいしいねと、満足でした。 
デザートは何にしようかなと思っていたら、アイスクリームを持ってきてくださる。女将さんの差し入れだそうです。申し訳びっくりしました。本当にうれしいです。
今日の暖かさは、アイスクリームが食べたいと思う陽気です。ごちそうさまでした。
湯の岳庵のお庭のサクラもとてもきれいです。お部屋の換気のために空けてあるところから外へ出て、頭の上を写しました。青い空に優しいサクラがとてもきれいでした。
  
 朝食用の黄な粉を買いに鍵屋へ、二袋ありました。とても美味しい黄な粉で売り切れも多いです。
帰り道には、由布院のポスターにも使われるこの景色を写すことが出来ました。