2021年1月31日:行き先知らずのドライブを楽しむ
コロナであけた2021年の1月ももう今日でおしまい、この先、まだまだ自粛を続けなくてはコロナの終息はみえてこないように思う。そんな中でも、少しは気分転換も大事。春を思わせる暖かな日となった今日の午後はちょっとどこかへ行って、適当な所があれば歩きましょう、と、夫と二人で出かけた。
由布院への道210号線を走って、途中、庄内のあたりで、左折、庄内・久住線とか。友達が良く行く、水の駅があるはず、でも、私は走ったことの無いような道、
あっと思う場所で由布岳が突然見える。車を停めて写真を写す、気がつくと、後ろで車が静かに待ってくださっている。わ~~と恐縮する、そんなことも何度かの長閑な道だ。
今までの由布岳の姿とはまた違って、とても新鮮!うれしいドライブだ。空は青く、白い雲がのどか。私たちも行き先知らずの呑気旅。
トンネルがあった、城山トンネルと書いてある。入り口には何か意味のありそうな美しい絵が丁寧に描いてある。何かお祭りの衣装のような雰囲気、どういう意味があるのか、今もこんな姿でのお祭りなどがあるのか、知りたいなと思った。入り口に止まってパチリ、気が付くとここでも後ろで車が待ってくださっていた。
どうも初めての道、勘で走る。複雑な交通標識が出てきた。どこへ行くともきめてないので、迷っているうちに信号が変わる。結局こっち知らないよね、という方へ走った。 
集落の狭い道をこわごわ走って行くと、 急に新しい道になる。広い走りよい道が出来ている。道路の右側は、見事な棚田になっています。
トンネルだ。 今度は「室小野トンネル」と書いてある。真っすぐで出口も見えている、短いトンネルです。
続いてまトンネル、今度は「剣龍山トンネル」 くねくねと長かったです。 
今度は「芹川トンネル」 温泉でくつろぐ女性がが描かれています。説明は「日本一の炭酸泉 長湯温泉」と書いてあります。
家に帰ってトンネルを調べてみました、
この芹川トンネルは庄内久住線にある全長1571m平成14年2002年に出来ました。これは大分県一長いトンネルです。ちなみにトンネルの一番多い県は なんと、大分県なのだとか、私は最近知りました。576か所あるそうです。ちなみに2位は北海道で473か所だとか、ちょっとびっくりです。
 
少し走ると、芹川ダムの湖があって、降りてみる。釣り糸を垂れている人が数人。
対岸には、ボートに乗って釣りをする人、良いお天気で、釣りやボート遊び、いいな~~  
ボートを引き上げて車で牽引して帰る人も居る。こんな楽しみをしている人もいるのだ。ちょっとそのスケールにびっくり、私たちはまた道路に戻って走ります。
少し走ると、「水の駅おづる湧水」があった。直入町農産物等直売所と書いてある。降りてブラブラしてみたかったが、先へと走る。 
何だか初めての道、しかし「庄内・久住線」だ。久住からの帰りによく使う道路に出くわした。今日は下見みたいだ、またおづる湧水には来てみたい。久住の友人宅からの帰りによく走った大分へ通じる道路に通じていた。 
 いつも気になりながら飛ばしてしまう石碑?記念碑の所に車を停めた。今まで何度、この前を走ったか、ピンクとブルーのちょっと目を見張る色使いで何が書いてあるのか、、やっと確認することが出来た。 

「ようこそ ななせの里へ 参勤交代道路 西日本一の今市」
もう一つには
「飲泉文化の郷 国民保養温泉地 長湯温泉」 
文字が読めてやっとスッキリした。大分と、直入町の合同碑のようだ。この道が整備されたのもそんなに昔では無いと記憶している。久住のお友達の家へ行くときは、この道を走るか、参勤交代の石畳の道、今市の方を走るか、悩むところでした。そのお友達も2019.2020年とご夫婦相次いで病気で亡くなられ、久住へ行くことも本当に少なくなった。とても寂しく思っています。                     
 まだまだ冬模様の直入町ですが、春を前に農作業の準備でしょうか、枯草焼きの煙が上がっていました。
大分はいろいろと静かな風景を味わう所が一杯ある。結局は走るばかりで歩きは無しの今日でしたが、ちょっと車に揺られて疲れ気味の夫の様子に、家路へ急ぐ。途中に見事な菜の花畑があったので、車を停める。もう春だね、、、と、夫も菜の花の元気色で明るい顔になる。私は写真が写せて良かったです。
ここから我が家は近いです。家の近くの道で、「ここから降りて少し歩くかな?」と、夫。

今度は水の駅に行く準備もしてもう一度、走りたいなと思いました。