2020年7月10~17日:ホテルへ避難
10日、
ひとまず3泊でお願いしました。部屋はそふぁーも事務机もあって、広々、心地よさそうなベッド、夫はもう仕事デスクに座ってパソコンを開きました。私のパソコンは、ベッドの上。
11階のお部屋から外を見ると、別府湾が広がっている、そして、別府の町並みは良くは見えないですが、その後ろの山々が見えて、雲がたくさん流れている、、珍しい光景です。 
 夕食はバイキングディナー、いろいろと珍しいお料理が並んでいる、和洋中華イタリアンとなんでもあります。これ二人分ですが、ちょっとそれにしても多いですよ。
 久しぶりの外食です。おいしく食べられるなら言うことなしです。久しぶりに冷たいビールも。最近は何かあったらと構えているのでビールも飲まないようにしています。
 メインディッシュはスタッフさんが温かいのを持ってきてくださった。おいしそう~~
ゆっくりと頂きました。お客様は少ないです。そして、大きなテーブルに二人、三密を避けています。最後のデザートはプリンでした。そばにあるビニール様はバイキング料理を頂く 時の使い末手袋、そして、大きな使い捨て除菌ウエットティッシュです。
 11日
朝食の後、何をしたと思います?二人で家に帰って、私は洗濯、そして、もう殆どなくなっていたパンを焼きました。冷凍庫へしまい、少しご近所の友達にお持ちして携帯番号を伝えて、留守中に何かあったら教えて下さいねとお願いしてきました。
 今夜は久美子さんと近くでお食事をしようという約束、、雨は降っているし、本当に一番近いファミレス、で
ハンバーグやおいしいチーズピッツア、野菜サラダなど、分け合って楽しく食べました。
 ここのファミレスは味も雰囲気も良いので以前にも来たことがあります。ピッツアが本当においしかったので夫も満足でした。
二人してまた食べ過ぎよね、と、でも、おいしいね。困りましたね 
窓から雨ににじんだホテルが見えています。私たちの部屋はどの窓かしら?
広い素敵なお部屋を見せて、と、3人でお部屋に戻りました。家の冷蔵庫から持ってきた紅グレープフルーツ、久美子さんが佳子ちゃんから頂いたというぶどうをデザートに食べました。とってもおいしかったです。 

13日
バイキングのレストランに行くには、このテレビを見なくてはいけません。真ん中のカメラはサーモカメラ、そして、カメラがとらえた映像がモニターに写ります。、 
 そこに写った人の顔の上に体温が出ます。37度以上だと入れないようです。私たちは大抵、36度ほどです。モニターに写る自分を写す私です。
朝食はいろいろなお料理があるので、少しずつもらってきて楽しく頂きます。 
 
11階の部屋から見える景色です。広い駐車場があったり、マンションがいくつも建っていたりと普段はあまり来ることの無い所です。町並みの右奥には別府湾です。その向こうが別府の町です。 
14日
ホテル11階の窓から見る夕暮れ です。明日の天気はどうなんでしょうね。
 今日は夫の耳鼻科への診察のために家に帰りました。診察してもらって薬をもらって夕方に帰ってきました。帰ってきてから見た別府湾は淡い夕焼けが金色に海面を照らしてとてもきれいでした。
15日今日は久美子さんとランチを食べる約束、
なかなかお天気もままならないし、やはり気持ちが落ち着くので、宿泊を延長しました。
朝食も上手に食事を選ぶようになり、おいしく食べています。
お寿司もあったり、可愛いデザートもたくさんあって、楽しんでいます。
今日はサプライズで大きなプリンをパフォーマンスで切り分けてくれるイベントがありました。私たちがおしゃべりしている間に夫が行列に並んで、3人分をもらってきてサーブしてくれました。ありがとう!
食後はまたお部屋で少しおしゃべりをして久美子さんは運動に出かけました。
窓の下に見えるプールで泳ぐというのです。窓から見えるよ、とのこと。本当に窓からプールが見えます。
  こうしてのんびりするのもあと少し、十分に楽しんでおきましょうと、明日はこの窓から見えるところへ行ってみようになりました。
9月号
16日、高台のふもとにいくつもの道が見える。あそこを走るとどこへ行けるかなと、車で走ってみました。そのうち、な~~んだと、久美子さんの家のある住宅地でした。そこを通り抜けて、走っていたら、由布院へ行きたくなりました。湯布院も今回の水害に会っています。その手前の湯平温泉が多大な被害がありました。気になります。とにかく行けるところまで行ってみようと走りました。途中JRの鉄道線路が流れた所もありました。崖の崩れた所も、田んぼの畔が壊れた所も、花合野川の合流地点では、行方不明者を捜索していました。まだまだ災害の傷跡はえぐられたままです。そして、とうとう、走っている道路も通行止め、由布院へ入る人は高速道路から行って下さいとのこと。 あきらめてUターンしてホテルへ戻りました。 
17日、チェックアウトの日です。今日は友の家で委員会があるので、それに出席するので、早くチェックアウトして家に帰り、夫には留守番をしてもらって、友の家へ急ぎました。ゆっくり穏やかに過ごすことが出来た7泊8日でした。とても有意義な日々だったと思います。  
 そして後日、婦人之友社から愛読者にお見舞いのメールが届き今回の豪雨被害はいかがでしたか?わかる範囲で大分の様子など教えて下さいと書かれていた。愛読者を気づかっってくださるお気持ちアうれしくてすぐに折り返して周りの災害の様子、大分友の会の皆さんは無事とのこと、私は体調を壊した夫と豪雨の音を聞いていたら気がめいってしまいそうと、ホテルへ避難したことなど書かせて頂いたら、婦人之友9月号に「7月豪雨の被災地から」として日田の方、下呂の方と共に乗ることになりました。びっくりしましたが、これからの災害の何かの参考になる被災地の生の声はとても貴重ですとのことで、書かせていただきました。