2020年6月3日:梅雨入りまじか
高温多湿の梅雨入りまじかを感じさせる季節になりました。新型コロナ感染拡大予防のために日本全国に出されていた非常事態宣言が解除されて各地、学校も再開しました。少し気分は楽になったか?いえいえ反対にコロナウイルスが根絶出来た訳では無いのでかえって一人一人の責任が重くなりましたが、でも、節度を持って注意深く暮らすなら自分の意思で少し自由に外出もできます。本当に未知なる「with コロナ」の生活が始まります。
 例年より少し暑さの来るのが早いようです。庭の花々はきちんと季節を知って、成長していきます。
6月は白い花が多いのでしょうか?我が家の庭の百合がたくさんのつぼみを膨らませてきました。
紫陽花も、白から少し青い色が出てきて元気良いです。
また裏庭の垣根のつる薔薇がまた芽を出し、シュートを伸ばして白い花が咲き始めました。梅雨時に美しく咲くつる薔薇です。
  
近くへカメラを持って散歩に行った、いつも由布岳を写す曲がり角、やはり今日は厚いベールを被ったと由布岳と鶴見岳が薄っすらと見える。

カメラのすぐ下の畑には大きな栗の木が真っ白の花を一杯つけて立っている。その向こうに見えるのは、別府湾を見下ろす高崎山だ。海そのものはここからは見えないが、でも、感じることは出来る。 山も海も近い良いところです。
買い物に出たら、産直野菜売り場の花コーナーに素敵な紅花があった。一束150円、黄色、オレンジ、そして紅色にと変化する紅花、毎年、お部屋に飾りたくなる花です。 紅花と言えば山形が有名です。そうしたら、遠くの友達が教えてくださった。
紅花が大分でも栽培されていたことを知っていますか?北九州市八幡生まれの菊池寛賞受賞作家・佐伯泰英氏の有名な時代小説「居眠り磐根」(2002年から2016年にかけて刊行された発行部数2000万部を超えるべすおせらーだおとか)の主人公磐根の元許婚の女性が苦労の末山形の紅花を商うようになり、磐根ゆかりの豊後の国でも、紅花栽培を進めたというエピソードが書かいるという。佐伯氏の時代劇の舞台には豊後の小藩がよく扱われているとか、何かその話にまつわる今の紅花だといいな~と思って興味深く聞かせて頂きました。
我が家のアジサイも一輪、ガラスの花器に生けました。すっかり梅雨を迎える準備が整ったような我が家です。 
きれいなお花を見ながら、ティータイム。蒸し暑かったのでスイカとメロンを買ってきました。紅茶は一昨年息子たちが買ってきてくれたダージリンです。とても貴重な茶葉だとか、うれしくおいしく頂きました。 
その後、庭に出てみました。鳥の声がたくさん聞こえます。高いところがピーピーと聞こえる、見上げると、ツバメです。この春、初めて見たツバメでした。人間様と同じように不要不急の外出を控えて自粛生活していたのかしら?まだこの3羽の周りに2羽居て、とても賑やかでした。
鶯の声も混じって、本当に良い一日になりました。