2020年2月10日:一日遅れの久美子さん誕生パーティ
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今夕は、お友達の久美子さんの一日遅れの誕生パーティです。私はこんな花束ならぬ、葉束をお祝いにプレゼントしたいと思いました。左は、シャキシャキした食感のグリーンクリスビー、下はしっとりなめらかグリーンオーク、そして、右上は、サラダを彩る深い赤味のレッドオーク、このまま根をバッサリと切り落としてサラダに出来る、「サラトリオ」今、流行り出した清浄野菜です。元気に過ごしてほしいので、「毎日、緑のお野菜を食べてね、」とカードに書きました。 |
サラトリオは、これで200円ちょっと、これだけが花束ではいくら何でもです。本命はこちらです。夫と一緒に元気色の花籠を用意しました。「いつも優しい久美子さんありがとう 」とカードに書きました。
オレンジは、パディントンのテーマカラーなんだとか、初めてしりました。うれしいです。久美子さんは、どちらも喜んで下さった、やっぱり優しいです。 |
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誕生パーティの会場は、府内五番街、久美子さんの車にのせてもらってやってきました。
こんな民芸品をたくさん飾ったお店もあります。ここは、大分の郷土料理を食べさせてくれる、昔からの有名なお店です。大分に転勤で来た当座、お客様というと、ここで大分のお料理を食べて頂きました。懐かしいです。
その頃から比べると、とってもお洒落な街になっています。 |
道路際には、こんな可愛いお花の植わったプランターがたくさん並べてある。 |
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久美子さんの荷物にこんなバラがたくさんありました。「今日、祝って下さる皆さんにお礼の気持ちでさしあげようと用意したの、いいでしょう?」
なんて美しい立派なバラでしょうか。お店の人が、新色です。ワインカラーのバラですよ、と、用意してくれたそうです。 |
夕暮れが近づいてきた五番街です、ガス灯にペナントがとってもカッコ良いですね。 |
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道路際の素敵な絵が目に入りました。道路の配電盤のような武骨な箱に素敵な絵を描いたカバーで覆ってある、傍へ寄ってみると、キタムラナオトとサイン入りです。 |
私も久美子さんも今日の記念にパチリです。キタムラナオトさんは、令和2年の大分市報の新年号の表紙に写っている人でした。大分を美術で知らしめたいと大分を拠点にとても活躍をされている画家さんです。 |
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夕陽が沈みかけた西の空が夕映えになってきました。ますます趣のある街になってきています。 |
素敵な窓を見つけました。赤いテントの下の大きく開いた窓の中には、可愛いランプが並んだテーブルが、、、ああ、ここだわ、私たちの指定席は、と、目的のレストランが分かりました。 |
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やはり、窓から見た席が私たちの誕生祝のテーブルでした。早速記念に写真です。 |
今夜の幹事さんのせいけさんです。昔からこのお店が大好きで、とここ、気に入ってくれましたか?はい、このしつらえ本当に素敵です。良い会場をありがとうございます。 |
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灯かりを写すのってとても難しいですが、これがテーブルにおいてある可愛いランプです。 |
お店のオーナーの幸正己氏が挨拶に来て下さる。ここにお店をもち、改装をして多くのお客様に愛されている素敵なフランス料理のお店だそうです。どんなお料理が出てくるか、とても楽しみです。 |
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テーブルセッティングもとっても素敵。お皿にはお店の名前にもなっているオーナーさんの名前がYukiと書いてある。カトラリーは、フランス銀細工のトップメーカー、クリストフル、1950年~2005年にかけてフランス国内で販売されたポールロワイヤルシリーズを約800本使用しております。とのこと、(ホームページより) |
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今日の出席者も次々と席につきました。そして、久美子さんに誕生日おめでとう、と、お花を送ります。我が家のサラトリオも花籠も受け取っていただきました。 |
さあ、それでは乾杯です。車の人が殆どとのことで、乾杯は、ノンアルのスパークリングワイン、ちょっと甘目です。1ボトルで丁度、グラス7人分。目の前の植木さん、そして、腕を伸ばして全員と乾杯出来ました。 |
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はい、久美子さんからのお礼のバラを持って、「お誕生日おめでとうございます。と記念写真です。
左からうえきさん、めぐちゃん、シゲミさん、右奥からベティさん、久美子さん、Mie、そして、せいけさん。
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アミューズ、前菜です。何とも優雅でそれでいて親しみの持てる味、ホタテの貝柱を蒸して裏ごしをしてまたまとめてある。何ともふんわりの食感。ソースには海苔が混ぜてあるとのこと。それで親しみを感じたのでしょうか。 クリックするとお料理がはっきり見えます。 |
続いてはリンゴのポタージュ、珍しいです。お味は、ホントです。リンゴのお味でした。 |
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久美子さんがうれしいお顔で持っているのは、シゲミさんからのプレゼント、ティーコジーです。シゲミさんのおばあさまがティーコジー作家でしたが、お亡くなりになって、もう作っていただけないと悲しんでいた久美子さん、お家においてあったという作品を頂けて本当に良かったですね。 |
タイのポアレ、リンゴソースに赤いコショウが効いている、そしてまたこれは何と素敵なお皿でしょう。有田焼きのアンティークだそうです。意外でしたが、優しい雰囲気、しばし見とれていました。 |
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厨房で焼かれている可愛いフランスパンです。とてもおいしいです、お代わりを頂きました。 |
バブルの時代の料理ですとユキさんの言葉。良いワインをかなり煮詰めてソースにしてあるそうです。雑味のないストレートなほのかな甘さ。最後の一口まで最高に美味しかったです。牛ロースポアレ伝統的赤ワインソース です。 |
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デザートタイムです。5種類のケーキがお盆にのってやってきました「 デザートは?全部お出ししますが、何か注文のある方は?どうぞ」お一人がプリンだけにして下さい、とのこと。後の人はどれも賞味したいです~楽しみです。プリンはこのお店でとても評判の良いデザートだそうです。 |
そうして出てきた全5種類のデザートケーキです、飲み物は?ティーor 珈琲?私は珈琲をお願いしておいしく頂きました。うれしいです。これは何でしょう、これは?と頂いていたら、、、、
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本日のメインデッシュ?ならぬ、メインイベント驚きの大きなディスプレイのバースディケーキです。 |
今日の久美子さんのお洋服に合わせて黒いバラにしましたよ。と、黒い飾りのついたお皿にお誕生日ケーキと、メッセージが書かれていて、久美子さん、びっくり感動。ローソクの炎を消しました。 |
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厨房を出たり入ったりしながら動かれているシェフさん、「ユキさんですか?」「はい、そうです。僕は三男です」ユキさんの3人の息子さんがシェフとして一緒に働かれているそうです。そして、あちらに居るのは祖父です。 |
後ろで働かれている方が、ユキさんのお父様。親子3代で、この「カフェフランセ・ユキ」を切り盛りされているのです。素敵ですね。
何だかお酒の瓶が並びました。何か始まるようです。 |
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さあ、今から何のパフォーマンスが始まるのでしょうか?オレンジジュースにまるまると形の整ったオレンジ、ボトルは、グラン・マルニエにオレンジリキュールのコアントロー(どちらも40度)が並びました。 |
「クレープ・シュゼット」を作りますよ。砂糖です。とユキさんです。 「フランスで修行中に見て覚えました。今夜は上手に出来るでしょうか?しゃべりも大切な要素なのですよ、お楽しみください。」 |
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ウワッ!びっくり、フランベです。高く炎が上がり、傍にはカーテンもあるし、びっくりしました・・・・ |
美しい青い炎に代わりました。 |
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素晴らしいお酒のアルコール分は飛んで、おいしい香りが残りました。その中へ、クレープを丁寧に浸していきます。 |
今度はそこへオレンジの登場です。真ん丸の形よいオレンジです。 |
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小さなナイフ一本で皮を剥いていきます。 |
見ている私の方が息を詰めて見ています。 |
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素敵な手さばきで、オレンジの皮がリボンのようにフライパンの上に長く垂れて行きます。 |
そこへまたお酒を流して炎を躍らせます。まるで龍が降りてきたように青い炎が燃えます。炎が消えると、またナイフでオレンジの房を切り取ってフライパンへ。 |
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いよいよ完成です。パテシエさんに手伝ってもらいながらの盛り付けです。最後まで力を抜かないできれいに盛り付けて行きますよ。 |
ハイ「クレープ・シュゼット」の完成です。器も温かくしてあって、オレンジと甘い香りが立ち昇る~~という感じです。皆で拍手をしましたオレンジの香り高いおいしいクレープでした。ごちそうさまでした、本当においしく頂きました。 そろそろ楽しいおいしい時間も終わりです。ちょっとかぼちゃの馬車が外で待っている、という気分になりました。大急ぎでお店の中を見せて戴きます。 |
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この不思議な置物?が気になっていました。何と、これは鴨料理に使う道具で「プレス・ア・カナール」と言いうそうです。(1860年パリ製)
鴨の血をきれいに抜いて、さばく、手前のカップに骨などを入れてプレスにかけてエキスを抜き取る。やはりパフォーマンスとして鴨料理を客の前で見せるそうです。これには厳しい資格があって、日本には50人ほどの人しかいなくてカナルディエ(鴨師)と呼ばれるのだそうです。その資格を2012年3月に取得された幸正巳氏です。(プレス器の右奥に見える水色のペナントがカナルディエの証明リボンです。このお店の名物料理は「ルーアン風仔鴨料理」です。
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あちこちにアールヌーボーのランプや、小物類が置かれています。 |
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幸正己氏のお父様もまだまだ現役でご活躍です。 |
大分の五番街を見る窓には、パリ風招き猫と鴨のランプが灯っています。 |
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パリの街角を思わせる2月の夜
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楽しい久美子さんのパースディパーティを終えて外へ出ました。ひと際、窓からの赤いともしびが美しいカフェフランセ・ユキです。
久美子さんの車に乗せてもらってショップへ帰ってきました。満月二日後の月、が美しいです。 |
たくさんの花束や花かごをお店に飾って、お暇です。お土産は久美子さんから頂いたワインカラ―のバラと、紅茶のルフラ、明日の朝、頂きます。ありがとうございました。素晴らしい時間でした。
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