2019年6月:なかなか来ない梅雨
 
6月1日、
親しくしていただいている竹井成美先生(宮崎大学名誉教授)主宰の「大分中世音楽研究会」第37定期演奏会でした。撮影禁止だったので、会場のカトリック教会のみ写しました。静かな聖堂に清らかな音楽が流れる、心洗われるコンサートでした。

副題が~大友宗麟と伊東マンショの時代の音楽がよみがえる~伊東マンショは今から450年ほども前にローマへと遣わされた「天正遣欧少年使節」の団長を務めた大友宗麟の縁戚になる少年です、その時代に歌われていたパレストリーナのグレゴリオ聖歌を中心のコンサートでした。毎年、楽しみにしている定期演奏会に今年も出席出来ました。ありがとうございます。
6月2日、
昨夜に続いてのコンサートは友の会の高橋哲子さんが正指揮者として活動をしている「アンサンブル大分」の第19回定期演奏会でした。ホルトホール一杯のお客様の中、軽快なリズムで始まりました。最初は副指揮者高橋氏の登場です。
続いて哲子さんの指揮です。とてもリズミカルでメリハリが効いた指揮と演奏が好きです。 
 指揮者が居ない?どこに?と思ったら、ステージの下に傘をさしてかばんを持った女の人がいる、
どなた?と司会者が聞く、
私はメリーベッピンズ、
えっ?何ておっしゃったの?
メリーベッピンズ、とにかく暑いの、このコート脱がせて!
傘をおき、コートを脱いで、カバンも置いて、あらあら指揮者さんでした。
と、エプロン姿でデズニー映画の「メリーポピンズ」から♪お砂糖ひとさじで♪の演奏が始まりました。
拍手大喝采です。  
 最後は正副指揮者が並ばれてたくさんの拍手を受けられました。本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。高橋さんご夫妻の素晴らしい指揮によるアンサンブル大分の演奏でした、定期演奏会おめでとうございました。
6月7日、
可愛いおやつを頂きます。ここはコンビニの椅子席です。あまり利用することの無いコンビニですが、最近はどこへ行ってもこういうちょっと寛げる場所の出来ているコンビニです。
買い物の帰りに立ち寄りました。6月というのに、なかなか梅雨の気配も無くて、暑い暑い毎日です。窓から道行く車を見ていると、私たちは何だかとってものんびりした時間を過ごしているんだなと思います。家はすぐそこだのに、違う世界にみえてしまった。不思議な時間でした。
きれいに咲きそろった白百合が気になって寝る前に庭に出ました。きれいに咲いていました。毎年、楽しみにしていたら途中でつぼみが虫に食べられてなかなかきれいな花が咲かない、今年は本当に美しく咲きました。うれしくて、気になって、真夜中にパチリと写してしまいました。 
6月9日、ペンテコステの日です。 
皆でお花を持ち寄りました。そのお花を小さな花かごに作って教会に行きたいけれど、身体の具合が悪くて行けないというような方々にお届けします。
牛乳パックときれいな紙で可愛いバスケットが出来ています。
 持ちよったお花がいろいろバケツなどに挿して集めてあります。
かわいいバスケットに思い思いに挿してみました。 
素敵な花かごがいくつも出来上がりました。きっと喜んで下さると思います。 
次の週の礼拝後、花かごを持って行かれた方からのご報告がありました。ご消息が聞けて良かったです。
18日、
久美子さんにお会いしたらスリランカの春摘み紅茶のヌワラエリアを下さった。とてもやさしい味の紅茶で大好きです。 
早速お茶の時間に新茶を淹れました。淹れてすぐの紅茶はまだまだ本当のお味にはなりません。
 30分ほどもティーコジーを被せておくと、とても良い色、おいしい紅茶になります。二人でゆっくりと頂きます。紅茶を飲みながら先日、借りてきたDVDを二人で見ることにしました。 「ポンペイ」という映画です。
4月に実際にポンペイに行って火山灰から掘り出されて復元されているポンペイの街をみてきた、そんな街並みを映画はとても忠実に再現している。噴火の実際はそんなものでは無いでしょうが、ベスビオ火山の噴火の威力が良く分る映画だった、最後は主人公の恋人同士も火砕流に飲み込まれてしまう。よくこんな映画が作れたと感心してしまう迫力ある映画でした。
21日、
今日のホームシアターは、映画「ベン・ハー」でした。これもきっかけはイタリア旅行です。ローマに行った時、一番見たいと思っていたのはコロッセオ、しかし、あっちもこっちも遺跡だらけ、そしてどれもこれも素晴らしい。その時に、馬車競技が行われた場所、という説明があった、そこでベンハーの映画も撮影されたのです。昔、よく見た映画でした。懐かしくて借りてきてみました。こんな場面が出てきて、これは何だろうと思ったら、「幕間、中休み」とかいう意味だそうです。
 
この絵↑はシスティーナ礼拝堂の天井画、ミケランジェロの有名な「アダムの創造」の絵ですね。実際に見た時は夢のように思いました。

そこで言葉通りにティータイムにしました。ティーはスリランカのヌワラエリア、ケーキは、昨日、頂いた「日向夏のケーキ」 です。
昨日は鳥栖で友の会九州部の生活勉強会がありました。その時に宮崎のお友達が作って持ってきてくださったケーキです。
おいしい日向夏柑でマーマレードを作り、それを焼きこんだケーキ、研究して作られたケーキでとてもおいしいのです。
素敵なティータイムのあと、また続きを見ました。大迫力のベン・ハーの活躍の映画、何度見たことになるのでしょうか。 
イタリア旅行で添乗員さんからしきりに勧められた映画がありました。まるで知らなかったのですが、ミラノやフィレンツエが舞台になっているとのこと。余程のお気に入りで何度となく話に出ました。これは見なくてはと、お店の人に探してもらったら、ありました。2001年の「冷静と情熱のあいだ」という映画です。 
美術絵画の修復士を志し、フィレンツェの工房で修業を積んで念願の修復士になった青年阿形と偶然異国で再会したかっての恋人あおいとの話。挫折して帰国したけれど、彼女を忘れられず、ふと昔「フィレンツエのドゥオーモで10年後に会おう」という彼女との約束を思いだす。そして再会した二人、

他愛もない話でしたが、この度の旅行で見てきた町のあちこちが画面に映り、やはり添乗員さんがすすめるだけのことはあったと思いました。
上はかっての恋人が住んでいたファッションとアートの街ミラノの美しい旧市街の街並みです。
また左は私たちも列車を待ったフィレンツエの駅構内での撮影風景ですがこういう光景も収められたDVD、楽しくうれしく見ました。
この映画の面白いところは、原作者が二人ということ。月刊誌に一人が書く、次号にはまた別の一人が書くという交互連載として書き上げられた。江國香織は女性のあおいの目線で、辻仁成が修復士の阿形の目線で描いた。完結後は江國のパートは赤い装幀で「Rosso(ロッソ)」、辻のパートは青い装幀で「Blu(ブリュ)」というネーミングが冠され、別々の単行本としてセット発売された。この小説は、当時50万部を超えるベストセラーとなったそうです、
背景を流れるエンヤの歌がまた良かったです。 
フィレンツエのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)とミラノのドゥオーモの尖塔の天使、など、北イタリアが舞台の映画でした。 
 6月25-26日
私は母の七回忌で龍野へ行きました。夫は留守番、その間にこんな写真を写したとか。

我が家の駐車場に真っ赤な車が止まっています。留守を利用して我が愛車ブルーのfitを車検に出しました。ということで真っ赤なfitの代車が置かれています。

庭のアガパンサスがちょうど見頃、仲良く並んでいます。大好きな花です。