2019年4月1日:平成から令和へ 何か落ち着かぬ日。
今日は、何となく朝から落ち着かぬ気分の日、車の運転は慎重にしなくてはと、気になりつつ、走る。
地方選挙が行なわれる春だ。大分県知事、県議会議員選挙と行われる、選挙カーが走り回っている。

ちょうど、旅行に重なるので、今日は不在者投票に行くことにした。無事に、国民の義務を果たしてきました。その後は、歯科医院へ行った。 
今月末で、今上陛下が退位される、それに伴って変わる年号の発表が今日の11時半からあるとのことで、ラジオもテレビも、秒読みの番組をしている。私は歯科医院の診察台で聞くのかなと思ったら、診療が早く終わり、発表の方は、反対に遅れて、家に帰りついてテレビで見ることが出来た。
令和というそうだ。これは今回初めて、出典が日本のものになったとのこと。 
昼のニュースの中で、総理大臣の談話があり、「令和」の典拠は万葉集で、歌の序文から2文字をとったと説明。元号の典拠が中国の漢籍ではなく、初めて日本の「国書」になったと述べ、万葉集は「我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」との説明があった。

典拠となった歌の序文には「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ」という表現があり、そこからとられたとのこと。
大宰府の梅の下での歌会で読まれた歌の序文からとのこと。何だかうれしいですね。

我が家の梅は既に、実が膨らんできていますが、きっと花の盛りの中での頃の歌会でしょう。

今、我が家は春の花が咲き、一番美しいころと思います。 
何だか落ち着かない日になりました。夫と、何だか家にいても落ち着かないね~と言って、コメタのコーヒーに行って、名物のシロノワールを二人で食べました。
そして、このまま帰るのもね、と、すぐ近くの七瀬川公園へ行きました。いつもお花見に行くところです、しかし、やはり桜はまだ7分?6分咲き?風が冷たくて、長く見ていられないです。 
 きれいに咲いているところもありますが、寒くて人が居ないです。風邪を引かないようにしなくては、と帰ることにしました。
運動をする人、犬の散歩をしている人たちがぽつぽつと歩いています。
静かな花の公園もなかなか良いものです。 
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ここは芝の広い広い広場が気持ちの良い公園です。そこで子供たちの笑い声が聞こえます。見ると、男の子たちがサッカーボールで遊んでいます。この広々とした光景もいいな~と思ってカメラを構えたら、写して写して、と、両手を振っている子がいました。写しても良いけれど、写真を上げることも出来ないよ~といいましたが、明るい子どもたち、いいな~と思いました。 
寒い寒いと丸まっていた背中を伸ばそうと私も子どもたちに習って、伸びをしました。とっても気持ちよかったです。 
 駐車場の街灯がトンボの形で愉快です。そろそろ目が光り出す、夕暮れになりました。
我が家の住宅地まで帰ってきましたが、団地の境の桜が美しく咲いているのが見えました。少し走ってみます。
すると、毎年、見に行く桜が気になります。みどり牧場へ行ってみました。やはりここの桜はきれいに咲いていました。木が若いのでとても元気な桜です。
例年だと、子ども連れの方が多く来るところですが、今日はもう夕方、少し寂しいです。
さあ、今度こそ、家に帰ろうと、車を出しました。夫が散歩で歩くところにも桜があると、案内してくれたのが、隣の住宅地との境の森、緑の中に桜が浮き上がって見えました。幻想的です。
桜の向こうの緑の向こうにそれこそ、幻想的な由布岳と鶴見岳が見えました。素晴らしい薄暮の世界です。 
 
やっと家に帰りつきました。私たちの周りの桜の名所をぐるりと見てきたことになります。とてもうれしかったです。ちょうど写っていたテレビ画面は、大分の桜開花の標準木、大分地方気象台にあるソメイヨシノでした。今日の姿だそうですが、やはりまだ満開にはなっていません。今年は寒いのでゆっくり開花して長く楽しませてくれるのかなと思いました。

5月1日、皇太子様が天皇陛下になられる、とすぐに年号は令和になる。歴史の真ん中にいた今日四月一日でした。どうか穏やかな良い年が開けますように。