今日はと九重町へ先哲舞台ミュージカルを見に行きます。 車で久美子さんの家まで行きました。テラスにはコスモスがとても美しく咲いていました。
久美子さんの車に乗せて頂いて11時過ぎに出発。高速道路を快適に走ります。秋の空も美しく、ほんのりと山々は紅葉が始まっています。 
由布岳が見えてきました。いつもここで見る由布岳は勇壮な姿だなと思います。我が家から見える由布岳はとても端正な姿なので同じ山なのかと思ってしまいます。 
2人で楽しく近況報告など話が弾み、うっかり目的地通り過ぎになりました。
杷木で高速を降りました。道の駅があるとのこと、行ってみました。
ハロウインが近い今、かぼちゃがたくさんかざってありました。 
可愛いお顔をしたハロウインのかぼちゃ、怖そうに無いですね。ここは道の駅原鶴「バサロ」 です。バサロ?この辺りの方言で、(たくさん)ということを(ばっさろ)というそうです。それで「バサロ」ネーミングがユニークですね。
店内に入ってびっくり!人が一杯いっぱいです。そして、並んでいる品々がハロウイン色にびっくり!と思ったそれは、杷木名物の柿の山でした。あっちもこっちも柿かきカキ、それもどれも大きくて立派。大きな柿を求めました。 
こちらは珍しい あけびです。とても美しいあけび、フルーツの一種として売られているのですね。
ここで久美子さんがおいしいよ、と買って下さった「飲むヨーグルト」、たまに飲むこともあるけれど、これはびっくり、物凄く濃厚、滑らか、で、1本飲んだら、元気いっぱいになりそうなまろやかさ。糸島半島の生乳を使っているそうです。 
おいしい匂いに惹きつけられるように行ってみたら、焼き芋やさんでした。「もうおしまいです」と、最後の3つを買って300円。なんとお安いこと、早速、車に乗って食べました。甘い、びっくりする甘さ、近頃、登録されたばかりのさつま芋の「ハニースイート鹿児島産」だそうです。ホント甘くておいしいです。 
もうあまりゆっくりも出来ません。ミュージカルの時間が気になる。高速を走る。飯田高原の標識。インターを出て、会場の九重文化センターを探す。
開演時間ギリギリに到着。ホールは人で一杯、本当に多くのお客様です。後ろの席でしたが、舞台ははっきりと見えます。
すぐに始まりました。
九重町は九重文化会館開館の1999年(平成11年)に町民たちによる「ミュージカル「朝日長者」を上演、以来毎年町に伝わる伝説等を題材としたミュージカル・演劇の公演を町事業との連携で行ってきていると言う。
 出演者の皆さんも、観客の皆さんも本当にスマートにミュージカルに向き合われていると、本当に感心しました。そんな歴史あるミュージカルの今回の演目は、久住町飯田高原の千町無田開拓のリーダー青木牛之助さんと、開拓者たちのお話。 明治22年福岡県久留市などを流れる九州一の暴れ川・筑後川が氾濫し、生きる場所を失った久留米の農民たちは、元久留米藩士・青木牛之助の力を借りてハワイ移住を果たす。しかし、年齢制限にひっかかった農民たちは行き場が無く、10年で開拓に成功すれば土地がもらえるという九重の千町無田開拓に取り組む。しかし、川で暮らしていた人たちが、山に住むことが出来るのか、様々な苦労、悩みに傷つきつつも、自分たちで故郷を創りだした人々を描いたミュージカルでした。原作/古賀勝「大河を遡るー九重高原開拓史」
    脚本/原田佳夏 演出/清末典子 作曲・歌唱指導/石橋序夏 振付/山田和音
ステージは大きな拍手のうちに終わりました。出演者の方々が全員、並ばれて、最後の挨拶。演出の清松典子先生等花束を受けられる。
最後の幕がおり、出演者の皆さんはロビーに出てきて観客と交流しつつ見送って下さった。
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可愛い子ども達もたくさん出演していました。 
 去りがたい観客、おつかれも見せず楽しくお話をされている出演者の皆さんです。
シンプルな舞台、素晴らしい歌声、躍動感溢れるダンス、ジッと座って見ているより、一緒に歌い体を動かしたい!衝動に駆られる、一緒に涙する。とにかく素晴らしかったです。2日だけの公演は本当に勿体ない、どこかで再演を!と思いました。
ホールを出ると目の前に一本の紅葉。夕陽を浴びてキラキラと光っています。 
九重文化センターです。三々五々観客の皆さんが出てこられます。 
久美子さんの演劇仲間の皆さんもたくさん見に来られていました。演出の末松先生を囲んで記念写真です。
来月は、この皆さんの演劇があります、とても楽しみにしています。

大分市ホルトホールにて11月23-24日「花人」が演じられます。
私たちも去り難く、紅葉の木の下で写真を写して頂きました。
大分へ帰ります。残照の中の由布岳がとてもきれいでした。
無事に家に帰り着きました。お土産に買って帰ったのは杷木産の松本富有柿の中でも美味しいと言われる「志波柿」です。
我が家で採れた富有柿と杷木の富有柿こと「志波柿」と比べてみました。赤ちゃんと横綱位の違いがありますね。
さすが杷木はフルーツの里と言われるだけあります。とてもおいしい柿でした。

今日はとても充実した一日でした。