2018年10月14日:オープンカレッジ2018(公開講座)
別府溝部学園短期大学  
昨夜、久美子さんが来られてお泊りでした。今朝は3人で賑やかな朝食です。
カップの中の赤い飲み物は、昨夜おいしく頂いた ブラッドりオレンジジュースです、色も鮮やかなイタリアシシリア島原産のオレンジ100%ジュースでとっても濃厚です。
久美子さんに写真を写して頂きました。朝食の様子を二人で写してもらうのは珍しいです。 
野菜がタップリの我が家の朝食が大好き!食べたい! と云って下さるのがとってもうれしいです。
おしゃべりも弾んで賑やかな朝食です。知らないうちに夫がパチリパチリです。 
その後は二人とも忙しく9時前に家を出て、私は教会、久美子さんはお姉さんの所へと車を走らせました。

私の午後はホルトホールで開かれる別府溝部学園短期大学公開講座2018に出席です。 
日曜の午後のホルト広場は大賑わいですた。また、大ホールでは全国の太鼓大会が賑やかに開かれています。私は二階へ上がります。階段には国民文化祭、全国障害者芸術文化祭2018のタイトル「おおいた大茶会」のロゴが読めるようになっています。、
講座名は「大友宗麟と伊東マンショゆかりの西洋文化、その後の行方」と昨年からの続きの内容になっています。

講師は竹井成美宮崎大学名誉教授です。講義はいつもとても楽しく、軽快に勧められる素敵な先生です。 
今日も多くの方々が来られています。宮崎大学からわざわざ駈けつけられた皆さんもいらっしゃいます。
開会の言葉です。 
今日の講座に入る前に、昨年の講座を聞かなかった人も半数ほど、復讐をしましょうと、パワーポイントで話して下さる。 
今日は伊東マンショたち天正遣欧少年使節たちが帰国(1590年)した後、まもなく禁教令(1614年)が敷かれた日本でした。 そこで唯一の外国との窓、長崎出島が1634年に作り始め、ポルトガル宣教師が出島におかれ、それはまるで監獄のようだったとのこと。1639年には鎖国令が出る。出島の宣教師たちはマカオへ追放された。川原慶賀描く所の出島です。
その後の出島には、布教の意志の無いオランダ商館員たちが平戸から出島へ入ってくる。
そしえ鎖国中の出島での生活の様子を竹井先生は判り易く話して下さる。 
 出島の中ではバドミントンやビリヤードが盛んに行われ、楽器の演奏など音楽も演じられた。
右の写真の左図はサイフォンでコーヒーを淹れている図、また右図は右腕の怪我を麻酔無しで手術を受けている図で患者の口がへの字に曲がっています。痛いことと思います。
シーボルトは医者ですが、楽器の演奏、作曲もしていた。残っている楽曲はピアノ曲「アレグレット・ヴィヴァーチェ」「ポコ・レント(かっぽれ)など、そして、シーボルトのピアノが、東萩の豪商でシーボルトの診察を受けた熊谷五右衛門という御用商人の所にあった。1955年に発見されこの画面上はそのピアノを弾かれている竹井先生です。
  左下はピアノの前面。「ロンドンウイリアムロルフ父子商会製」と書かれている。右はシーボルトが日本を去る記念に熊谷氏に贈ったことが書かれているサイン「わが友クマヤへ別れのために ドクトル・フォン・シーボルト1828年」何だか遠い時代のお話と思っていたことが急に身近になってきました。 (公財)熊谷美術館は萩市にあります。
2018年度第二課題 講座  11月11日(日)14:00~15:30 ホルトホール2階
内 容:「潜伏キリシタン」の発見と生月島の「かくれキリシタン」
~「かくれキリシタンに酔って交承伝承される”おらしょ・歌おらしょ”の発見~