2018年5月4日:風薫る久住へ
とても青空の美しい朝です。今、日本は大型連休でテレビのニュースではあちこち、賑やかに休日を楽しむ人たちが映ります。折角の青空、新緑を見に行こうと私たちは車で出かけました。 
 車を走らせていると、向こうからちょっと異質な音が聞こえてきます。何だろうと行って見ると昨年の大みそかにリリアンやケンニースと一緒に久住に行く時にも見たミニサーキット場からの音でした。

ここは「いのしし市場」と書いてあるのに、何故か、猪は見たことが無くて、ミニサーキットを走る車を見ます。
それも、軽自動車や、普通のセダンなどが目にもとまらぬスピードでビュンビュンと走っています。また赤い車がやってきました。すぐにボンネットを開けて、車の調子を見ています。また今からこの車も走るのでしょう。

待機している車の傍には、工具などが置かれていて、つなぎのお兄さんが一生懸命に走る車を映して居たりとても楽しそうです。 
私たちはまた車を走らせます、すると、こんな藤の花が咲いている木がありました。この時期、山藤が思わぬ所で咲いていることがよくあります。とても優しい色で新緑の木をバックに美しく咲いています。これを見たくて、ずっと以前、椎葉の里あたりの山の中を走ったこともありました。 
こんな高い木の上に絡まって花を咲かせている藤です。あら~パーカーの色と緑が同じですね。
足元には、藤の花びらがたくさん散っています。 
また暫く走ると、パッと視界が広がって、久住連山が広がっていました。空の青と白い雲がとてもきれいですね。 
この前にこのガーンジーファームで買った卵がとても良かったので、今日もと思ってきましたら、前と打って変わって、とても多くの観光客で一杯でした。そして、卵はありませんでした。既に売り切れたのか、残念です。 
またまた走って、私たちの目的地に向かいます。道の両側は牧草地、黒い牛もあちこちで遊んでいます。 
やってきたのは久住高原コテージです。オートキャンプ場があって、連休ということでさすがテントがたくさん並んでいます。西日本最大級の広さを誇り158才とのキャンプ場が用意されているそうです。 
  
ここには、宿泊棟、温泉棟、レストラン、焼肉ハウスなどが整備されています。
日本自然保護協会がネイチャー・イン(NATURE INN)に認定した宿泊施設です。 
夫は温泉に行きました。私は思ったより随分と風が冷たく寒いのでちょっと風邪を引きそうで温泉は止めにしました。 
昼食はレストラン「四季彩」に入りました。ここは初めてです。木造りの素朴な建物で久住らしいなと思いました。 
団子汁と鶏めしのセットです。エノハの唐揚げ、鮭のさしみ、豚の角煮、香の物、飲み物はカボスのジュースでした。 
えのはの唐揚げはいつ食べても本当においしいです。 温かい出来立ての団子汁が薄味で、とてもおいしくたっぷりとあって、体が本当に温まりました。
 身体の温かい間に帰ろうということで、外へ出ました。キャンプサイトではバーベキューをしている人や、寒い寒いとお土産売り場や温泉に行かれる家族連れなど、皆さん、連休を楽しまれています。
さあ、それでは風邪を引かないうちに帰りましょう。青い空も午後はやはり少しかげってきます。新緑の久住高原はまだまだ大分より冷たい風が吹いています。 
帰り道、大分ダムがどうなっているか、見に行こうと、回り道をしました。昨年くれにリリアンとケンニースと一緒に見たダムに水が貯まりつつあります。2月にダムに水を貯めだしたというニュースがありました。 
ニュースと聞いてから3か月ほど、新しく出来た橋げたも、もう水に浸かっています。 
ダムの堰堤の途中まで水が貯まってきています、まだ満水までには時間がかかりそうですが、もうダム湖の底を見ることは無いでしょう。水害や渇水対策のダムだそうですが、大きなプロジェクトの進捗状況を度々見ることが出来て楽しかったです。、