2018年2月21日:わさだ最寄料理講習会
 
いよいよわさだ最寄の料理講習会です。働き人5人が前に立ちました。「婦人之友の愛読者の集まりの友の会です。今日はご一緒に学び、ご一緒にお食事をしましょう。」最寄リーダーの永野が挨拶をしました。
友の会の創立の時からの会員だった沢崎梅子さんは友の会の中でお料理の研究を熱心にされました。その教えは今も私たちはとても大切にしています。今日はその沢崎さんのお言葉を読書したいと思います。「婦人之友社刊 基本の家庭料理」和食篇から読書しました。 
今日はひき肉料理3種を学びます。まず、合ミンチを使った「ミートローフ」担当は永野です。 お客様は10人、皆さん、熱心に見て下さっています。
挽肉をこねている所です。
荒木さんが焼き型にバターを丁寧に塗ります、そしてお肉を詰めて、トントンと空気抜きをしました。今からオーブンに入れますね。
きれいな山茶花も見てくれています。 
二つ目ひき肉料理は豚ミンチの「レンコンのはさみ焼き」河野さん担当です。お肉の説明の傍で、荒木さんがれんこんを厚味を揃えて丁寧に切っています。
このお料理は皆さんにもして頂きます。河野さんが見本を作ります。
挽肉はレンコンの数に分けます。ボールに取った小麦粉をつけたレンコンで挟みます。皆さんの手も動いています。レンコンの穴からお肉が出る位にしっかり詰めますよ。
改めて両面に小麦粉をつけて、フライパンに少し多目の油を入れて、焼きます。豚肉なのでしっかり焼きますが、焦がし過ぎるとおいしくないですよ。
この所、本当に寒い日が続いてお花がなかなかお庭にありません。お浸しにする所の菜の花を少し花器に活けてみました。昨日、準備して友の家においていたら元気に花が咲き始めていました。会食のテーブルの上で春を呼んでいるようです。
 3つ目は高野豆腐の印籠煮です。荒木さんの担当です。マイ包丁を持って来て、高野豆腐の真ん中を筒状に切ります。
そこへ鶏ミンチを詰めてだし汁で煮込みます。このお料理は時間がかかるので差し替えにしました。
ミートローフが焼き上がりました。竹串を挿して透明な肉汁が出ることを見て頂きました。そして、その肉汁を少しソースに混ぜ込むことでとてもまろやかなソースが出来ることを伝えました。
盛り付けのお野菜は講習の始まる前に鍋帽子で作って保温しておきました。最後にソースをかけて盛り付けが出来ました。もう一方は春の印のクレソンが手に入ったので周りに飾りました。 
続いてレンコンのはさみ焼きの盛り付けです。一皿はハランを敷いてしし唐の唐揚げを添えました。もう一皿は ハラン無しでしし唐を少し多く盛り付けました。どちらがお好みでしょうか?盛り付けも楽しんでして頂きたいといつも丁寧にお伝えします。
高野豆腐の印籠煮は、大分の小鹿焼きのお皿に美しく盛り付けました。人参、椎茸、コンニャクの手綱、インゲンです。印篭煮はおめでたいお料理です。手綱コンニャクもお目出度いお料理です。お正月やお客様料理にはとても喜ばれると思います。 

其々に盛りつけ終わったので、一度、展示テーブルに並べてみました。 
裏方の藤原さん、武内さんが準備したスープとサラダも運んで今から受講生の皆さん10人働き人5人の全員でお食事です。どれもきれいですね。おいしいです。と、和やかな食卓です。最後に、感想を聞きあいました。アンケートを書いて頂いて、講習会を終わりました。
こちらはテーブルのセンターフラワーです。武内さんが手製の籠にお庭から集めたハーブや緑を活けました。春の息吹のするお花たち、皆さんが喜ばれました。 
ジュリアンスープと野菜サラダです。玉ねぎのドレッシング漬けをソース代わりに食べる、とてもおいいサラダです。 
こちらは例年に無い寒さの厳しかった今年の冬、野菜も高騰し、お花もなかなか咲かなくて、貴重な大根の葉を水に入れていたら 台所で元気に育ってました。テーブルにも元気が出るかと置きました。

片付けの後、簡単な反省会、アンケートに・またお料理教えて下さい、・どのお料理もきれいでおいしかったです、など書かれていて、励まされました。